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衣類のニオイが気になっても、クリーニングへ出していない!? ～LG調査で明らかに
2018年12月3日 14:55
LGエレクトロニクス・ジャパンは、20～70代の男女1,500人へ実施した「冬の衣類に関するアンケート」の結果を発表した。アンケートによれば、"衣類のニオイが気になりながら対策していない人"や"汗をかいた自覚があっても衣類をクリーニングへ出していない人"が、思いのほか多いことが浮き彫りになったという。
自分の衣類のニオイが気になっても、対策していない人は8割
「自身の衣類で、ニオイが気になったことはあるか?」の問いに対し、気になると回答したのは、男性が56.8％、女性が65.6％という結果で、1割弱の差で女性の方がニオイを気にしていることが分かる。また「自身で感じるニオイに対し、対策をしているか?」の問いには、男性の12.3％、女性の25.9％が対策をしていると回答したものの、男性で9割近く、女性も7割以上が対策をしていないことが明らかになった。
自分の衣類のニオイで気になるのは、男性は汗や体臭、女性は部屋干し臭と焼き肉
自身の衣類のニオイで、実際に気にしているニオイの種類について尋ねたところ、トップ3の回答は、男性が汗、衣類の生乾き臭、体臭や加齢臭、女性が衣類の生乾き臭、焼き肉などの飲食店のニオイ、汗となった。男性が自身が発するニオイに敏感であるのに対し、女性は外部から付着するようなニオイに敏感で、男女差があると分かる。
他人の衣類のニオイで気になるのは、体臭、タバコ、汗、柔軟剤も
次に、「他人の衣類で、ニオイが気になったことがあるか?」という質問に対しては、男性の54.3％、女性の70.8％が気になると回答し、男女で16.5ポイントの差を付けて、女性の方がニオイを気にすることが明らかになった。また、「他人の衣類からのニオイで、特に不快なニオイ」を尋ねると、多い順に「体臭や加齢臭(52.9％)」「タバコ(49.6％)」「汗(47.7％)」「強すぎる香水(33.5％)」「洗濯物の生乾き臭(22.3％)」「焼き肉などの飲食店のニオイ(18.1％)」「柔軟剤や洗剤(15.1％)」という結果に。すべての項目で、男性よりも女性のほうが不快とする人が多いことから、ここでも女性の方がニオイに敏感だと分かる。また香水や柔軟剤など、良いニオイとされるものも、他人のものは不快だと感じる人もいることが明らかになった。
他人の衣類で良いニオイと感じるのは、柔軟剤や洗剤と、無臭
他人の衣類で良いニオイと感じるものを尋ねたところ、トップ回答は、男性が無臭、女性が柔軟剤や洗剤のニオイという結果で、こちらも男女で回答に差が見られた。
ニオイは気にしつつも、衣類クリーニングはシーズンで1回!?
「暖房の効いた室内で汗をかくことが多いか?」という質問には、37.7％が汗をかくと回答。そこで男女全体に対し「衣類をクリーニングに出す頻度」を尋ねると、ビジネススーツでは39.2％、コート・ブルゾンでは63.2％が1シーズンに1回程度しかクリーニングに出していないことも明らかになった。にも関わらず、冬物衣類のクリーニング代金に対しては、80.3％がもっと安く済ませたいと感じているという結果に。
衣類のウイルスや花粉、気になりつつも未対策がほとんど
次に、衣類に付く「雑菌やウイルス」「花粉やPM2.5」が気になるかを順に尋ねると、それぞれ44.4％、38.1％が気になると回答。しかしながら、実際に、それらに対して対策をしていると回答したのは順に、9.6％、10.3％と1割前後しかいないことが明らかになった。対策の方法としては、「除菌スプレー」「晴れた日の陰干し」「アイロンがけ」が挙げられた。
衣類を吊るすだけでニオイ、雑菌、ホコリ、花粉を除去できる
LGエレクトロニクス・ジャパンでは、こうした問題を衣類を掛けておくだけで衣類のニオイやシワを除去するホームクリーニング機「LG styler」が解決するとしている。衣類に付着したニオイ成分や雑菌は、スチームを庫内へ循環させ一定温度を保つことで取り除き、ホコリや花粉などは、ハンガーラックを振動させることで振るい落とす。アルマフィルターを搭載し、衣類へ好みの香りを付けることもできる。
