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日立、「サッと急冷却」で手軽に料理の粗熱が取れる「真空チルド」の大型冷蔵庫

 日立アプライアンスは、手軽に料理の粗熱が取れる「サッと急冷却」機能を新搭載した、大容量冷蔵庫「真空チルド」XGシリーズ4機種を9月13日に発売する。定格内容積は555~430L。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35~31万円(税抜)。

「真空チルド XGシリーズ」グレイッシュブラウン、クリスタルシャンパン、クリスタルホワイト

 同社独自の「真空チルド」を採用した、大容量の冷凍冷蔵庫。調理の時短が望まれるなか、料理の粗熱を取ったり、飲み物を素早く冷やしたりできる「サッと急冷却」を新たに搭載。ボタン操作により冷蔵室3・4段目の右側を素早く冷やすことができるので、料理の粗熱取りなどが可能となる。

 従来の同シリーズからの変更点としては、従来は670~430Lの容量別に6機種が用意されていたが、今後は555~430Lの4機種に集約された。また外装色に、グレイッシュブラウンを追加された。なお同シリーズは、ラグジュアリーモデル「WX」シリーズ、大容量スリムモデル「HW」シリーズに次ぐ位置づけとなる。

 また従来品通り「スポット冷蔵」として、冷蔵室3・4段目を通常より低い約2℃に設定でき、作りおき料理の鮮度を保てる「低温冷蔵」と、冷蔵室3・4段目の右側へ温かい鍋を入れると、センサーが検知して自動で急冷運転に切り替える「オート急冷却」を搭載。

 またチルドルームを約0.8気圧にし酸素を減らして食品の酸化を抑える「真空チルド」、ルテニウムを配合したプラチナ触媒でエチレンガスを分解することで野菜を長持ちさせる「新鮮スリープ野菜室」も引き続き搭載する。

 本体サイズは、555/505/475Lタイプが685×738~649×1,818mm(幅×奥行き×高さ)、430Lタイプが650×643×1,818mm(同)。カラー展開は共通で、グレイッシュブラウン、クリスタルシャンパン、クリスタルホワイトの3色。

冷蔵室3・4段目で、「サッと急冷却」「低温冷蔵」「オート急冷却」ができる
約0.8気圧で酸素を減らし、食品の酸化を抑える「真空チルド」
プラチナ触媒で野菜を長持ちさせる「新鮮スリープ野菜室」

 また「サッと急冷却」「スポット冷蔵」「プラチナ触媒」を省略した、定格内容積501/401Lの「真空チルド」Sシリーズが9月20日に発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27~25万円。本体サイズは、501Lタイプが620×733×1,818mm(同)。カラー展開は共通で、クリスタルシャンパン、クリスタルホワイトの2色。