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パナソニック、自宅への着信を外出先のスマホに転送できるFAX電話機「おたっくす」

 パナソニックは、自宅への着信を外出先のスマホに転送できるFAX電話機「おたっくす KX-PD915DL」を10月19日より発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格は33,000円前後(税抜)。

自宅への着信を外出先のスマホに転送できるFAX電話機「おたっくす KX-PD915DL」。左からボルドーレッド、ピアノホワイト

 親機と子機1台から成るFAX電話機。楽天コミュニケーションズが提供するIP電話サービス「FUSION IP-Phone SMART」を利用することで、外出先でも、自宅の固定電話への着信をスマートフォンや携帯電話に転送できる点が特徴。スマートフォンで通話する場合、アプリ「SMARTalk」を利用すると、基本料および「SMARTalk」までの通話料が無料になる。また、本体で受信したFAX内容をJPEGデータとして、スマートフォンで確認することもできる。

 便利な機能として、親機の周囲で連続した大きな音が出ていると、親機の呼び出し音量が自動で最大音量になる「オート呼出音量」機能を搭載。掃除機などを使っているときでも着信に気がつきやすくなる。

 迷惑電話対策としては、呼出音が鳴る前に、「この通話は迷惑電話防止のために録音されます。ご了承ください」という警告メッセージを自動で流すほか、着信中は呼出音と「迷惑電話にご注意ください」という注意喚起のアナウンスを交互に自動で繰り返す機能を搭載。なお、ナンバー・ディスプレイに加入している場合、これらの機能は親機の電話帳に登録されていない相手からかかってきたときのみ起動する。

 また、通話も最大約10分録音される。これは、電話に出るたびに上書きされるもので、別売りのSDカードを使用することで、録音時間と録音件数を増やすこともできる。

 本体サイズは318×244×256mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.5kg。本体カラーはボルドーレッド、ピアノホワイト。