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日立工機、36Vリチウムイオン電池搭載の高性能コードレス工具「マルチボルトシリーズ」
2017年8月22日 16:18
日立工機は、ハンディかつパワフルを実現させた次世代型コードレス工具「マルチボルトシリーズ」を8月24日より発売する。「切る」「削る」「留める・締める」「開ける」に対応するからニーズの高い11機種をラインアップ、8月にはまず5機種を発売する。
パワフルな出力を業界最小・最軽量レベルで可能にした新36Ｖリチウムイオン電池「マルチボルト蓄電池BSL 36A18形」(以下、マルチボルト)を搭載したコードレス工具。従来の18Vリチウムイオン蓄電池と同じコンパクトサイズでありながら、36Vのパワーを発揮するという。また、同社従来製品である18Ｖ対応のコードレス工具と互換性があり、当該電池を装着するだけで自動的に36Vから18Ｖに電圧を切り替えることができる技術も備える。
電池残量表示機能や、購入から2年間または充電回数1,500回までの電池保証が付く。「マルチボルト蓄電池BSL 36A18形」の本体サイズは76×116×69mm(幅×奥行き×高さ)で、充電時間は同社の充電器「UC 18YDL」を使用した場合で約25分。
マルチボルトを搭載した電動工具は、8月24日より5機種を発売する。「コードレス丸のこ C 3606DA形」、「コードレス卓上スライド丸のこ C 3606DRA形」、コードレスディスクグラインダ2種、「G 3610DA形」「G 3613DA形」、「コードレスインパクトドライバ WH 36DA形」で、希望小売価格は順に、81,000円、124,500円、57,600円、60,600円、68,600円(いずれも税抜)。
いずれの製品も、高い性能と安全性、使いやすさを備える。「コードレスインパクトドライバ WH 36DA形」では、コードレスインパクトドライバとしては業界最高性能を実現したモデルとして、最速のねじ締めスピードを誇り、電池容量が少なくなってもねじ締めスピードが落ちにくいという。36Vに高電圧化することでモーターの温度上昇を抑えられ、連続作業した場合でも、止まりにくいという。
