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シャープ、業界最高水準の節水性を備えた「穴なし槽」採用のプラズマクラスター洗濯乾燥機
2017年6月1日 13:58
シャープは、独自の「穴なし槽」を採用した縦型洗濯乾燥機「プラズマクラスター洗濯乾燥機」3機種を発売する。6月22日発売の洗濯容量10kg・乾燥容量5kgの「ES-PX10B」、洗濯容量9kg・乾燥容量4.5kgの「ES-PX9B」と、7月27日発売の洗濯容量8kg・乾燥容量4.5kgの「ES-PX8B」で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に19万円前後、17万円前後、16万円前後(いずれも税抜)。
シャープ独自の「穴なし槽」を採用した縦型洗濯乾燥機。洗濯機の洗濯槽は二重構造になっており、一般的な洗濯槽は内側の洗濯槽に穴が開いているため、外側の洗濯槽にも水を溜めている。一方、シャープの穴なし槽は、内側の洗濯槽に穴がないため、外側の洗濯槽に水を溜めず、高い節水性能を実現している。また、洗濯槽の外側についた黒カビや汚れが洗濯槽内に侵入しないので、いつも清潔な水で洗い、すすぎができるという。
また、洗濯槽の内壁にはダイヤカット凹凸形状を採用。こすり洗いのダブル効果で、汚れをしっかり落とす。洗濯槽底には、イルカの尾ひれと表皮の形状を模したパルセーターを搭載。強力な水流で、高い洗浄効果を実現するという。
清潔性では、脱水時に排水した水を使って上部から槽の外側を洗い流す「自動槽洗い」を洗濯の度に行なう。洗濯槽はオールステンレスで、汚れにくく、パルセーターなど樹脂の部分にはAg+抗菌、防カビ加工を施す。洗濯後は、洗濯槽に送風しながら、プラズマクラスターイオンを放出し、カビ菌の繁殖を抑制する。
洗濯コースとしては、衣類の絡みを抑えて洗浄し、優しく脱水することでシワの少ない洗い上がりを実現する「シワ抑えコース」を新たに搭載したほか、温風で洗剤を活性化してガンコな汚れを落とす「温風プラス洗浄」機能、衣類をハンガーにかけたままプラズマクラスターイオンを洗濯槽に放出することで、頻繁に洗えない制服やニオイが気になるブーツなどを消臭・除菌できる「プラズマクラスター・ハンガー消臭」機能などを備える。
本体デザインは、衣類の出し入れがしやすいように内フタを省略した「WIDEマウス」、洗濯槽の底にある衣類も楽に取り出せる「LOWボディ」を採用。上位機種の「ES-PX10B」では、洗濯の様子を確認できる槽内LEDも用意する。
ES-PX10Bの本体サイズは600×665×1,020mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約46kg。本体カラーはブラウン系。洗濯時間は約45分で、洗濯~乾燥は185分。