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三菱電機のMEToA Ginzaで、家電がリサイクルされていく様子を体感できる展示を開始

 三菱電機は、東京・銀座の東急プラザ内イベントスクエア「METoA Ginza」にて、「Re-Birth in Ginza家電リサイクルが創る、出会いと驚きの世界。」と題したイベント展示を本日から6月14日まで行なう。

 今回のイベントでは、使い終わった家電が資源として再生され、新しい製品へと生まれ変わる循環型社会をテーマとして掲げる。多彩なクリエイターとコラボレーションした作品や映像を通して、同社の最先端リサイクル技術や循環への取り組みを知ることができる。

 「METoA Ginza」の開館時間は11時〜21時で、入場無料。

1階アテンションゾーンに展示されている川本尚毅氏の、「Reincarnation -解体のシャンデリア-」

 ショールーム1階には、工業デザイナーの川本尚毅氏の、「Reincarnation -解体のシャンデリア-」と題したオブジェを展示。透明アクリルで解体されていく廃家電を表現。新たなものが生まれる可能性を感じさせる。

廃家電が解体されていき、新たなものが生まれる可能性を表現したオブジェ
透明アクリルで作られたエアコン
冷蔵庫
液晶テレビ
様々な廃家電が解体され、新たな製品へ生まれ変わるために、チップとなっていくことが表現されている。オブジェの台となる部分には、実際に廃家電を解体して作られたプラスチックのチップが収められている

 1階から3階に移動すると、家電の「再生」を表現した作品「Reincarnation-再生-」が置かれている。足元に敷き詰められたプラスチックのペレット(成形材料)が、新たな製品(エアコン)へと再生されていく様子を表現したもの。

川本尚毅氏が製作した「Reincarnation-再生-」
足元に敷き詰められたプラスチックのペレット
ペレットが光の粒となって吸い上げられていき、新たな製品へと生まれ変わる様子を表現している

 同じく3階に展示されているのが、アーティストのLENSが製作したアニメーション作品「カイタイノセカイ」。おとぎ話のようなコミカルな世界を舞台に、小人たちが役目を終えた家電を解体し、生まれ変わらせていくアニメ。

LENS製作の「カイタイノセカイ」
小人たちが役目を終えた家電を解体し、生まれ変わらせていく

 3階には「PLASTIC RECYCLING」と題して、同社の家電リサイクルの各工程を解説。工程を10段階に分けて、わかりやすく展示している。

リサイクルまでの10工程をわかりやすく解説した「PLASTIC RECYCLING」

 さらに2階に進むと、64面マルチディスプレイで、和太鼓とアニメーションで創り上げたスペシャルムービー「Re-Birth 循環の鼓動を聴く」が見られる。

 DRUM TAOの和太鼓演奏と、畳谷哲也氏のアニメーションが組み合わさった映像で、家電が生まれ変わっていく世界観が表現されているという。

監督は清水康彦氏、アニメーションを畳谷哲也氏、演奏をDRUM TAOがそれぞれ担当した
家電が生まれ変わっていく世界観を表現

 なお、ショールーム1階にある「Me's CAFE & KITCHEN at METoA Ginza」では、今回のイベントに合わせた期間限定のスイーツ「3種のベリーのアイスケーキ」を用意。ケーキ単品の価格は880円で、コーヒーとのセットが1,130(税抜)。1日20食限定。

期間限定のスイーツ「3種のベリーのアイスケーキ」