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タニタ、測定した筋肉や脂肪などの体組成データを立体表示させる「3Dエレメント」を新開発
2016年12月21日 16:07
タニタは博報堂アイ・スタジオと共同で、筋肉や脂肪などを構成する体組成を「元素(エレメント)」をイメージした「3Dエレメント」モデルに変換し、動的に表現するデジタルコンテンツ「TANITA Body Composition in 3D Element(3D Element)」を開発した。
同コンテンツは、プロ仕様の体組成計「MC-980U Plus」をセンサー部として使用。測定すると、筋肉や脂肪など、身体を構成する体組成データから3Dエレメントが生成され、モニターに表示させるという。
3Dエレメントを生成する要素は、基礎代謝量/筋肉量/内蔵脂肪レベル/ボディバランスの4つ。これらの要素に応じて、3Dエレメントの形や色、動きが変化。3Dエレメントに変換することで、測定結果の良し悪しを評価するのではなく、世界に1つしかない「個性」を、「特徴」として美しく表現するという。
「3D Element」で測定することで、測定者は自身の身体の状態をエンターテインメント感覚で楽しめる。同社によれば、このコンテンツをきっかけに、多くの人が自分の身体について興味や関心を持つことを目的に開発したという。
同コンテンツは、来年1月5日から8日までラスベガスで開催される、世界最大の見本市「CES 2017」で、同社ブースにて展示する。
ブースでは、生成した3Dエレメントを大画面モニターに表示するほか、トレーディングカードにしてプレゼントするサービスを実施する。
今後は、家庭用体組成計と連携するスマートフォンやパソコン向けのアプリとして、商品化も検討していくという。