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LIXIL、ドイツ流のデザインを取り入れたグローエの日本オリジナルトイレ

 LIXILグループのグローエジャパンは、デザイン性にこだわったオリジナルトイレ「SENSIA ARENA(センシア アリーナ)」を9月下旬に発売する。床排水(Sトラップ)と、床上排水(Pトラップ)の2機種で、価格は順に38万円、40万円(税抜)。

SENSIA ARENA(センシア アリーナ)

 ドイツの高級サニタリーメーカー「GROHE(グローエ)」の日本法人、グローエジャパン初となるオリジナルトイレ。ドイツの洗練されたデザインと、日本が世界に誇るシャワートイレの最先端技術を搭載したモデルとしている。

 同社が20~40代の女性に調査したところ、自宅のトイレをもっと格好いい空間にしたいと感じているユーザーは75%おり、さらにトイレのデザインに選択肢が少ないと感じている人は43%いることがわかったという。こうした声を受けて、上質なインテリアとして成立する製品を目指したとしている。

 本体は、極限まで薄さを求めたメカニック部や、やわらかな曲線を描く筒型の陶器部など、インテリアになるフラットで優しいデザインが特徴という。研ぎ澄まされたフォルムが、上質なプライベート空間を演出するとしている。

ドイツの洗練されたデザインを採用
上質なプライベート空間を演出するという

 清潔性にも配慮し、水だけで陶器の汚れを落とす「アクアセラミック」を採用。水となじみやすい性質で、汚れの下に水が入り込み、付着する前に浮かせて流し、輝きを保つという。また、強力な3つの水流で汚れを落とす「トリプルボルテックス洗浄」や、汚れる前の着座時に少量の水を流す「プレウォッシュ」との相乗効果で、手入れのしやすさを向上させる。

 このほか、気流で便器外へのニオイ漏れを抑える「エアシールド脱臭」や、男性小用時の飛沫を水面に張った泡のクッションで受け止める「フォームクッション」などの機能を搭載する。

 本体サイズは、377×660×485mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約41.5kg。

強力な水流で汚れを落とす
リモコンが付属する