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日立、押すだけで開く電動引き出しを採用した冷蔵庫のプレミアムモデル。業界最大容積735Lも用意

 日立アプライアンスは、電動引き出しなどを採用した冷蔵庫のプレミアムモデル「WXシリーズ」を、9月下旬より順次販売する。容量735L~555Lの4機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、47万円~38万円前後。

プレミアムモデル「WXシリーズ」

 押しただけで開く電動引き出しなどを採用した6ドア冷蔵庫。業界最大クラスの容積である735Lタイプ(R-WX7400G)を用意しており、同社の冷蔵庫の中で最上位モデルに当たる。電動引き出しは冷凍室下段と野菜室に採用しており、大量の食材を入れて重くなった庫内でも、ラクに開けられるという。

 本体カラーは、特別色としてグラデーションブラウンとクリスタルミラーの2色を用意。フラットデザインなため、汚れがつきにくく、手入れが簡単としている。

押すだけで開く電動引き出し
簡単に開いた
軽い力で引き出せる
食材をたっぷり入れていてもスムーズに開く
業界最大クラスの容積を誇る735Lタイプ
カラーは特別色としてグラデーションブラウンとクリスタルミラーの2色を用意

 このほか機能面は、先日発表された「XGシリーズ」と共通。冷凍した食材をおいしく保存できる「デリシャス冷凍」や、新プラチナ触媒と真空環境で肉や魚の鮮度を保つ「真空チルドルーム」、新プラチナ触媒で野菜のみずみずしさと栄養素を保つ「新鮮スリープ野菜室」などを搭載している。

 「デリシャス冷凍」は、下段冷凍室に熱伝導性の高い大型のアルミトレイを採用した、食材をすばやく効率的に冷やせる新機能。スピーディーに冷やすことで、氷結晶の成長を抑えられ、食材の細胞の破壊も防げるという。これにより、解凍したときの食感や風味を損なわず、栄養素も保てるとしている。牛肉のドリップ流出を防ぐほか、ごはんの再現度もアップしたという。

下段冷凍室に熱伝導性の高い大型のアルミトレイを採用した「デリシャス冷凍」を新搭載
冷凍した食材を美味しく保存でき、牛肉のドリップを防げる
冷蔵室の下部にある「真空チルドルーム」は、新プラチナ触媒と真空環境で食材の鮮度を保つ
新鮮スリープ野菜室で保存した野菜(右)

 シリーズ4機種の容積は、「R-WX7400G」が業界最大クラスの735L、「R-WX6700G」が670L、「R-WX6200G」が615L、「R-WX5600G」が555L。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、47万円、44万円、41万円、38万円前後。

 R-WX7400Gの本体サイズは、880×738×1,833mm(幅×奥行き×高さ)。各室の容量は、冷蔵室(真空チルドルーム)が386L(18L)、冷凍室が212L、野菜室が137L。