カデーニャ

遊びも仕事も両立! USBハブとして使える2in1のハンドスピナー

 大ブームになったハンドスピナー、今でもやっています? 私も遅ればせながらいくつか購入してみましたが、若干今さら感があるのも事実。実際遊んでみるとシンプルで中毒性もあり、なかなか面白いんですが「まだ(ハンドスピナーを)やってるの?」と言われると少し恥ずかしいかも……。

 そんな時に「え、これUSBハブだよ」(ドヤッ!)と恥ずかしげもなく言い逃れできるのが、上海問屋の「ハンドスピナー型 3ポートUSBハブ DN-915093」です。

ハンドスピナー型USBハブ(DN-915093)。799円。約70cmのMicro USBケーブルが付属

 見た目の通りハンドスピナーとして使えるだけでなく、羽の部分にUSB 2.0対応のUSBポートを3つ搭載。

羽の横の部分にMicro USBの接続口
USBポートに接続したところ

 ハンドスピナーとして使ってみると、樹脂製のボディでUSBポートなどを組み込んでいるためか、ずっしり感はなく、回した時はシャーっという少しチープな音と共に回転します。金属製の高価なハンドスピナーに比べると回転具合も長持ちしません。1回指で弾くぐらいだと数十秒で止まってしまいます。

 ただ「これはUSBハブだ!」と思って使う分には全く困りません。むしろ、カバンの中で行方不明になりがちなUSBハブも、手なぐさみに常時使っていればいつでもスッとPCなどと接続できることでしょう。枯れた技術になりつつあるUSBハブと、大流行の時期は過ぎさったハンドスピナーを組み合わせて新しい使い方を引き出すという点では、地味ながらも面白い製品です。

この記事は、2017年10月22日に「カデーニャ」で公開され、家電Watchへ移管されたものです。

Peace 太刀魚

年間200日以上を釣りに費やす、太刀魚をこよなく愛すガジェットライター。モットーは「釣果よりも大事なことを忘れない」。