イベントレポート

インテリアライフスタイル2013

15分で氷を作れる製氷機や、煙の出ない小型バーベキューコンロ

 デザイン家電や雑貨の見本市「インテリアライフスタイル」が、6月5日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6月7日までの3日間。時間は10時から18時で、最終日は17時まで。入場料は2,000円で、オンラインで来場を事前登録した人や招待状を持参した人は無料。商談を目的とした商業見本市のため、18歳未満と一般の入場はできない。

 家電Watchでは、会場で公開されていた生活家電を中心に紹介する。

ドメティック、15分で氷を作れる小型製氷機

アイスメーカー HZB-12

 ドメティックでは、15分で氷を作れる製氷機「アイスメーカー HZB-12」を出展していた。発売は年末を予定しており、参考価格は39,800円前後。

 24時間で計12kgの氷を作れる製氷機。本体サイズは242×358×328mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトで、キャンプ場や船、野外イベントなどに持ち運んで使えるという。

 冷却方式はコンプレッサー式。使い方は、本体上面の扉を開けて、タンクに水を注ぐと、この水を自動でポンプがくみ上げ、製氷皿で凍らせる。氷のサイズは大小2サイズから選べる。

 本体重量は約9.2kg。本体にはスコップが付属する。電源はAC110-120V/60Hz、消費電力は95W。カラーはホワイトとシルバー&ブラック。

フタの窓から、中の氷の様子を覗くことができる
できあがった氷は、中央に窪みのある独特の形だ。0.7kgまでバスケットに溜めておける
バスケットを外すと、水が入っているタンクが現れる。ここに水を注ぐ
本体の奥で、下のタンクからポンプでくみ上げた水が製氷皿に注がれる
カンクーラー D03

 このほかドメティックのブースでは、飲み物の保温・保冷ができる「カンクーラー D03」も展示されていた。年末に向けて発売予定で、参考価格は10,000円前後。

 缶やステンレスボトルに入った飲み物の温度をキープできる保温・保冷アイテム。AC、DC、USBの3方式で給電できる点が特徴で、デスクのほか、自動車内や外出先でも使える。

本体サイズは110×145×130mm(同)。本体重量は0.6kg。冷却方式はペルチェ式。消費電力は3.5W。

缶やステンレスボトルに入った飲み物の温度をキープする
本体背面
AC、DC、USBの3方式で給電できる

ハーフェレ ジャパン、煙が出ず、着火が簡単な炭火焼コンロ

炭火バーベキューコンロ ロータスグリル

 ハーフェレ ジャパンでは、「炭火バーベキューコンロ ロータスグリル」を展示していた。もともとドイツメーカーの製品で、同社が昨年秋より日本で輸入販売を開始した。参考価格は17,800円。

 ロータスグリルは、大人4人分の調理が楽しめるコンパクトな炭火焼コンロ。煙が出ないよう、網の中央を丸いプレートで覆い、食材の脂分が炭に直接垂れないようにした点が特徴。庭先などで、煙を気にせずバーベキューを楽しめるという。使い方は、本体の網を外して中央の筒部分に炭を入れ、網を閉じて着火する。1回で90~120分ほど継続して加熱することができるという。

 本体内部には着火時に火の回りが良くなるファンを搭載。誰でも簡単に、素早く炭に火をつけることができるという。

デスクに乗るコンパクトな本体。新色のオレンジカラー
同社のオンラインストアで発売している細かい炭は、火の回りが早いという
一般的な炭も使える

 使い勝手の面では、網は食洗機に対応し、片づけやすいという。安全性にも配慮し、加熱中も、本体側面が熱くなりにくく、子供のいる家庭でも安心して使えるという。

 カラーは今回、新色のオレンジを追加し、既存のレッドとダークグレーと合わせて3色でラインナップする。

 本体サイズは350×234mm(直径×高さ)。本体重量は3.7kg。ファン用の単三形乾電池4本が付属する。

 同社では、普段の晩酌に気軽に縁側でバーベキューを楽しんだり、女子会でチョコフォンデュやチーズフォンデュ、バーニャカウダを楽しむといった使い方を提案している。

本体にはキャリングケースが付属する
参考出品されていたピザ焼きプレートとフタ。今後発売予定という
ソーセージは大変香ばしく焼きあがり、ジューシーで美味しかった

小林 樹