年末特別企画
写真下手すぎて仕事なくなりそう……焦燥感に駆られ買ったAmazonの三脚が大活躍【私の2024】
2024年12月20日 10:05
皆さんにとって、2024年はどんな年でしたか? 2023年11月からフリーランスとして活動し始めた私にとっては、まさに新人ライター1年目の“チャレンジ年間”となりました。
いただいたお仕事とか、やりたい企画はとりあえず何でもやってみたこの1年。色々楽しかったんですが、そんな超ド新人ライターの自分が常にぶち当たってた問題がコレです→「我ながら、写真撮影が下手すぎる」。
そう、特にウェブメディアを主戦場としているモノ系ライターは、自分の執筆記事に載せる写真を自分で撮影することが多いもの。私も元々はウェブメディア編集者だったので、その辺はわかってはいたんですけど。……いたんですけど。
もうね、私、写真のセンスが皆無なんですよ。ウェブメディア業界に入った2010年から今まで、安定してずっと下手でした。ダメダメすぎて、何から努力したらいいのかわからないまま15年近く経った感じです。
写真がお上手な評論家さんに、「この業界で仕事しててコレはちょっとまずいよ……」とマジ顔で心配されたこともあります。普段すごく優しい方なので、「私の撮影した写真を見て、気を遣いまくって出たのがこのセリフなんだ……」と思うと、なかなか込み上げるものがありました。
それでもまあ、編集部員時代は騙し騙しやってきてたんですが、さすがにフリーランスになって単独のお仕事を受けるようになると、周囲も自分も騙し切れなくなってきた。特に新人ライターにとっては、一つ一つのお仕事が次に繋がるかどうかのちょっとしたオーディションみたいなとこがありますから、原稿だけでなく写真もすっごく大事と痛感。
そんな感じで、「写真が下手すぎて、このままでは仕事がなくなるな」といよいよ焦燥感に駆られまして。某メディアさんから送られてきた「写真の上手な撮り方」的な説明資料に、「三脚を使え」と書いてあったので、ひとまずAmazonベーシックの安い三脚を買ってみたんです。
結果、これが2024年で最も活躍したアイテムになりました。
三脚のおかげで私ちょっと成長した……と思う
とりあえず、三脚を購入する前と後の撮影写真を見比べてみていただきたいです。使用カメラは2016年から使い続けているキヤノン「EOS Kiss X7」。以下、全部自宅のリビングで撮影した写真です。
(※一部、見やすいように少しだけ明るさなど調整していますが、元々の腕が低すぎて、そこを比べる次元の話じゃないのがお分かりいただけると思います)
もういっちょ行きましょう。
あとやっぱ食べ物の写真ですよね。
いや、わかってます。「Beforeが酷すぎて、ようやく普通レベルに近づいただけ」ということは本人が一番自覚してます。でもこう考えてください、元が下手すぎる分、伸びしろが大きいんですよ……!
とりあえず、三脚を使うようになってちょっとは上達していると思いますし(強制的思考)、「ようやく普通レベル」ということは、逆にまだここから成長の余地があるはずです(希望的観測)。
一応自分なりに分析すると、三脚を手に入れた→カメラのディスプレイタッチ操作でシャッターを切れるようになった→手ブレの恐れがなくなった→蛍光灯を消して自然光だけで撮影できるようになった……のがポイントです。多分。(某メディアさんから送られてきた「写真の上手な撮り方」的資料にもそういう感じのことが書いてあったはず)
最近は、女性向けメディアでもたまに記事を書かせていただくようになり、こういう柔らかい感じ? の写真も撮影するようになりました。
ちなみに三脚の使い勝手に触れておくと、“価格相応”だと思います。正直、全高127cmのスペックに関しては、「もう少し高く伸ばしたい」と思うときもある。なので次に買うときは、全高150cmくらいいける製品を探そうと思ってます。
あとこれは個体差もあるかもしれませんが、私が使っているものは脚をロックするレバーに少々引っかかりがあって、完全にスムーズな使い勝手とまでは言いがたいかも。まあそれでも、2,000円程度という価格を考えれば全然OK。シンプルに必要最低限の使い勝手があれば良い「入門者向けの三脚」としては、十分にオススメできます、Amazonベーシック。
今後も温かい目で見守ってください
世の中、苦手なものの方が最終的に得意になることってありますよね。私にとっての写真撮影も、何度もトライしてちょっとずつ成功体験を積み重ね、トータルで成長できればいいな〜なんて思っています。
……と言いつつ、わたくし現在41歳なので、この年で苦手を克服するのって超大変なんですけど。なんせ体力が続かない。正直、写真撮影に関しては、ある程度極める前に自分の寿命の方が先に尽きそうな気もしてます。
それでも、やれるとこまではやりたいですからね。人は40代からでも成長できる……と言い切れるほど上達できるかはわからないけれど、とりあえず成長のためのスタートは切ってみたぞ、と。
まあこんな感じで、2025年もちょっとずつ精進していくので、もし私の記事を読まれることがあったら、掲載写真については温かい目で成長を見守っていただけたら嬉しいです。さあ、自分で自分を鼓舞したところで、年末年始も撮影頑張るぞ! (まだ作業溜めてる)
オーディオビジュアルや家電にまつわる情報サイトの編集・記者・ライター職を経て、現在はフリーランスで活動中。音楽＆映画鑑賞と読書が好きで、自称：事件ルポ評論家、日課は麻雀……と、なかなか趣味が定まらないオタク系ミーハーです。