やじうまミニレビュー
象印マホービン「保温弁当箱 SZ-JA02」
~水筒のように持ち歩けるスリムな縦型弁当箱
by 小林 樹(2013/3/26 00:00)
会社で過ごすランチタイム。自家製のお弁当を持参すれば安上がりだが、お弁当箱が通勤バッグの中でかさばってしまうのが難点だ。
そこで購入したのが象印マホービンの弁当箱「保温弁当箱 SZ-JA02」。直径約9.5cmとスリムな縦型で円筒形のお弁当箱で、バッグにすっぽり収まって持ち歩ける点が特徴となる。
メーカー | 象印マホービン |
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製品名 | SZ-JA02 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
希望小売価格 | 6,300円 |
購入価格 | 2,982円 |
保温弁当箱 SZ-JA02は、容量240mlのご飯容器1つと、容量190mlのおかず容器2つに専用ポーチと箸がセットになった弁当箱だ。飯器は内容器と外容器が2重になっており、保温効果のあるまほうびん構造を採用している。
箸ケース入りの端の長さは約19.8cm。お弁当箱に付属するタイプの箸としては余裕のある長さで持ちやすい。
付属のポーチには、ご飯容器とおかず容器を重ねて入れておける。ポーチに各容器を収めた状態の本体サイズは140×95×305mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は440gになる。
ポーチの素材は撥水加工の施されたキャンバス生地で、底面から側面にかけて1本のジッパーが付いている。これを全開にすると、ランチョンマット代わりに弁当箱の下に敷いて使えるのだ。
電子レンジ対応で、カレーや麻婆豆腐丼をアツアツにして食べられる
さっそく弁当箱に食材を詰めてみよう。ご飯容器には密閉ロックが付いているので、ご飯物のほかに汁物も入れられる。具体的には、カレーや野菜の具だくさんスープ、リゾットや麻婆豆腐も持ち運ぶことができた。一方で、おかず容器には野菜や煮物、サラダを入れることが多かった。
ポーチがランチョンマット代わりになるので、職場のデスクで昼ご飯を食べる時も、周りを汚さないので安心できた。
縦型でスリムなので、水筒感覚でバッグに入れて持ち歩けた。一般的な横長のお弁当箱では、なるべく地面と平行に持ち歩かないと、中のおかずの位置がずれることがあるが、この弁当箱なら各容器の底面積が狭いため、おかずの位置のずれは気にならない。各容器におかずを小分けしていれることで、味移りも気にならない。
本製品の特徴として、ポーチがランチョンマット代わりになる点もある。職場のデスクで昼ご飯を食べる時も、周りを汚さないので安心だ。
ちなみに、炊き立てのごはんを朝9時にお弁当箱に詰め、13時台に食べたところ、まだホカホカと温かく、電子レンジで温め直しをする必要もなかった。
食材をアツアツで食べたい時は、各容器を電子レンジで温めれば良い。なお電子レンジで温める際には、フタを外う必要がある。こうして温め直すことで、カレーや麻婆豆腐もアツアツにして頬張れた。
ただしスリムなぶん、量は少なめで、男性や食べ盛りの学生には物足りないかもしれない。また、容器が3つに分かれていることで味移りしないのは良いが、各フタや容器を洗う手間はかかる。
とはいえ混雑する通勤電車でも、かさばらずに毎日持ち運べるのは満足している。ほかにも、カバンに入れるテキストの多い塾通いの子供の夜ご飯用の弁当箱にも、ピッタリだと思う。
弁当箱に食材を詰めると、それだけで行きの荷物はずっしりと重くなってしまうものだが、バッグにすっぽりおさまれば持ち歩きやすさは抜群に向上する。ポーチには取っ手が付いているので、オフィスだけでなく、近くの公園へもそのまま持って行ける。皆様も、移動に便利な弁当箱を使ってみてはいかがだろうか。