やじうまミニレビュー
ideaco「wrap holder 30」
キッチンでいつの間にか増えてしまうものがある。私の場合、それはスーパーの買い物バッグとラップ類だ。それぞれ一応収納場所は作っているのだが、特にラップやアルミホイル、クッキングペーパーなどの類はサイズが統一されているため、見分けが付けにくい。使用頻度が最も高いのはラップだが、いざ使おうと思った時にすぐに取り出せなかったり、見つけられなかったりして、日常の軽いストレスになっていた。
ideaco「wrap holder 30」 | ラップやクッキングシート、ジップロックのケースなど同じような形、デザインで見分けが付きにくい |
そこで、今回はラップを機能的かつ、美しく収納できるideaco(イデアコ)の「wrap holder 30(ラップホルダー)」を紹介しよう。プラスチック製のホルダーにラップを収納できるという製品で、実際に使ってみると思ったよりも便利だった。
メーカー | ideaco |
製品名 | wrap holder 30 |
希望小売価格 | 1,890円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,890円 |
もう1つは、一般的なラップのケースに比べてデザインが圧倒的に良いこと。市販されているラップのケースは赤や黄色などが派手に使われていて、ごちゃごちゃとしている。たとえマグネットが内蔵されていても、冷蔵庫に貼り付けて使おうという気にならないだろう。一方、イデアコのラップホルダーはシンプルな白1色で、壁に貼り付けて収納しても馴染む。
製品本体。真っ白で、ごくシンプルなデザイン | 構造は普通のラップケースと一緒。フタの部分にカッターがついている | 本体背面には3つのマグネットが付いている |
使い方はとても簡単。市販のラップの中身、つまりラップの部分を取り出して、イデアコのラップホルダーに移しかえるだけ。後は、普通のラップと同じように使える。
市販のラップのケースと並べたところ。イデアコの方が少し大きめ | ラップを取り出して、本体にセットしたところ |
本体はプラスチック製でしっかりした造り。カッター部分も固く、安定しているので普通のラップよりも使いやすいくらいだ。
背面のマグネットを活かして、冷蔵庫の扉の部分にくっつけて収納している。その時に気をつけて欲しいのが、取り外すときの位置。説明書には、手前に倒して取り外すようにとあった。これはおそらく、固い本体が冷蔵庫や壁を傷つけないようにとの配慮からだろう。下奥の角は、取り外しやすいように角が取れた状態になっている。
冷蔵庫にセットしたところ。取り外す時は手前に倒すようにする | 手前に倒して取り外しやすいように、下側の角は斜めに加工されている |
前述した通り、ごくシンプルなデザインなので、冷蔵庫に貼り付けておいてもなんの違和感もない。使いたい時にさっと取り外して、またすぐに片付けられるのは便利だ。
横だけでなく、縦に配置して使うこともできる |
不満点を挙げるとすると、扉部分に段差や湾曲がある冷蔵庫には使えないこと。我が家の冷蔵庫も含めて、表面に段差や湾曲がある冷蔵庫は少なくない。購入するときは、自宅の冷蔵庫のサイズや扉の状態を確認してからの方が良いだろう。
なお、本体は横だけでなく、縦に配置することもできる。実際、我が家では縦に配置して使っているが、今のところ何の問題もない。
今回は白1色のみを購入したが、調べてみるとグレーやブラック、ブラウン、オレンジ、ライム、イエローなど全7色を展開している。サイズも今回の30cm用だけでなく、小さめの22cm用も用意している。用途に合わせて使い分けるのも良いかもしれない。
シンプルで、機能的なキッチン用グッズとして幅広くおすすめできる製品だ。
やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです