やじうまミニレビュー

グリーンハウス「LEDスタンドライト GH-LED22TAC」

~光の向きを自在に調節できるポール型LEDスタンドライト
by 林 佑樹
グリーンハウス「LEDスタンドライト GH-LED22TAC」

 デスク上や枕元をスポット的に照らすLEDライトはいくつも登場しているが、小生には照射方向の自由度が低いということが、長らく不満だった。

 寝るときはこの向きに、デスク上ではキーボードや資料に、と照射の向きを変えられるスタンドがあればいいのに……そう思って使ったのが、グリーンハウスの「LEDスタンドライト GH-LED22TAC(以下、GH-LED22TAC)」だ。

 


メーカーグリーンハウス
製品名LEDスタンドライト
GH-LED22TAC
購入場所Amazon.co.jp
購入価格3,627円

 GH-LED22TACは、ふたつのジョイントと回転ヒンジを備え、光を照射する向きや高さを自在に調節できるデスクライトだ。電源はUSBか付属のACアダプターによる給電に対応する。

 本体は一見スティック状で、サイズは約150×150×600mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約765g、材質はアルミ製で、台座には頑丈なスチールを採用している。表面はアルマイトボディで高級感が漂う。カラーは今回試用したブラックのほか、ブルー、シルバー、ブラウンが用意されている。消費電流は最大400mA。本体から1.4mのケーブルが伸びる。

ふたつのジョイントと回転ヒンジで真横にも縦にも動かせる。LED搭載面の裏側をタッチで点灯・消灯・調光が可能ジョイントと回転ヒンジ部分が頑丈な作りだが、重いことはなく、力を入れずに高さや角度を調整できる
電源ケーブルはUSBがベース。ケーブル長は1.4m付属のACアダプター。USBハブや変換アダプターなどがある場合は、そちらを使用してもいい

 光源には、LED22基を搭載している。操作は、LEDが並ぶ面の上側をタッチして点灯・消灯・調光を調節する。点灯と消灯は普通にタッチすればよく、調光はスマートフォンを操作する時のような長押しタッチを行なう。長押しタッチをすると、無段階で明るさが変化していくので、好みのところで指を離せば良い。

 実際にLEDライトを点灯させて使ってみると、LED22基ということもあって明るい。調光することで、作業中は明るく、就寝時は暗くというふうに使い分けられる点も気に入っている。

22基のLEDを搭載していて、明るい暗いところで明るさ最大にして照らしてみた。LEDの向きはカメラを向いている。蛍光灯使用のスタンドよりも直進性の高い製品の多いLED採用スタンドだが、LED周辺に反射材を搭載していることもあって照らす範囲は広め

 自在に高さや角度を変更できるため、役立つシーンは幅広い。例えば、間接光としての用途だ。台座は取り外し可能で、その場合は本体重量が約208gになるため、テープや結束バンドでの固定もカンタンだし、台座を置くスペースがない場合も同様に保持できる。

 また、オークションに出品する製品を撮影する際にも、ライトの高さや角度の調整が自在に調節できて便利だった。1台の場合も角度調整が容易なので、レフやコピー紙を利用して光りを回しやすい。

台座は取り外し可能。このとき本体重量は約208gになるため、テープや結束バンドでの固定も容易になる22LEDスタンドライトの角度を調整して、フィギュアとバイクのオブジェを撮影してみたもの。据え置きライトよりも自由度が高く、かなり撮影しやすかった

 スタンドとしては珍しい形をしているが、その有用性は極めて高い。見た目もスマートで、寝室のほか、リビングや作業机に置いても馴染む。既存のスタンドだとどうも光が上手く当たらなくて、物足りなさを感じていた方にはぜひ試してみて欲しい。






2012年2月28日 00:00