やじうまミニレビュー
一瞬それとはわからない、おしゃれで使いやすいウェットティッシュケース
by 座間 佳子(2016/1/18 07:00)
きれいな色とスリムなスタイルがオールマイティー
テーブルに置いてあると、決まって「これ何?」と聞かれるもの。ちょっと見ただけではわかりにくいけれど、これは、ウェットティッシュケースなのです!
ウェットティッシュをスリムスタイルに、というコンセプトで作られたのが、岩谷マテリアルの「TAOG<タオ> ウェットティッシュケース」。すっきり縦型で、筒形でも箱型でもない独特の形が美しく、カラーバリエーションもきれいな色がそろっています。
メーカー名 | 岩谷マテリアル |
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製品名 | TAOG<タオ> ウェットティッシュケース |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,160円 |
買ったままのケースは、いかにもウェットティッシュが入ってます、という印象だけれど、こちらに入れ替えると、あら不思議! なんだかやけにおしゃれなウェットティッシュに早変わり、というわけです。
縦にスリムなので、省スペース。見た目もきれいなため、置き場所も選びません。食卓、リビング、洗面所など、どこに置いても違和感なくすっきり決まります。何より、ちょっとした時に視界に入っても、その存在に好感をもてるのが最大のメリットかもしれません。
上フタを開けると、中にもうひとつのフタがあり、これがティッシュ部分の密閉性を保っています。中フタの側面にあるパッキンがきっちり乾燥を防ぎ、取り出し口の形もかなりキュッと締まった印象。いかにもしっかり湿り気を守ってくれそうです。
ウェットティッシュを使う際に気になることといえば、取り出した時に次のシートが出てこないイライラ、使おうと思ったら、ティッシュが意外に乾いてしまっていた時の残念さ、この2点に集約されるのではないでしょうか?
でも、このケースはその心配もなさそうです。今回、何枚もティッシュを引き出してみましたが、「次が続いて出てこない」ことはありませんでした。ティッシュの枚数が残り少なくなった場合などを考えても100%ない、とは言い切れませんが、現時点では合格。また、パッキンがしっかりしているので、最初の市販のケースよりは湿り気を保つ能力は高いと感じました。
パッキンと取り出し口はもっとも大切なパーツ
取り出し口がしっかりしているからこその注意点がひとつ。ケース本体を押さえないでティッシュだけを引っ張ると、そのままケースごと持ち上がってしまいます。これは、そのくらい、取り出し口が“キュッ”としている証拠なのです! なので、使う際は、必ずケースを押さえながらティッシュを引き出すようにしてください。
使えるティッシュにも条件があります。ケース内に収まるのは、サイズが高さ14㎝、巻いた部分の直径が8㎝までの、ロールタイプの詰め替え用ウェットティッシュ。枚数の目安は、70~150枚とあります。
また、厚手のタイプは使用できないと明記されています。あまり厚いと、キュッと締まった取り出し口から出しにくくなるのでしょう。あまり神経質になる必要はなく、一般的なものなら使用可ですが、ティッシュの種類によっては、出が悪くなったりするものがあるよう。使用できるティッシュについては、HPに詳しく紹介されています。
ウェットティッシュを乾燥から守るためには、パッキンの性能が大切。これは消耗品と考えて、パッキン・取り出し口は別売されています。ゆるんだり壊れたりしたら、この部分だけ取り替えられるのです。長く愛用するための実用的な部分にも配慮が感じられますね。
ルックスも使い心地も高得点のウェットティシュケース。食事中に手や口を拭いたり、こぼしたものをぬぐったり、ちょこっとした部分の掃除をしたり、実用的な使い道が多くあります。だからこそ、おしゃれなケースに入っているだけで、使う時の気分はもちろん、置いてある時の雰囲気もかなりアップ。
使う時も使わない時も、気持ちよく付き合うためのケースの衣替え、してみる価値は大いにあると感じました。