やじうまミニレビュー
魚焼きグリルでホットサンドができる! 「グリルホットサンドメッシュ」
by 石井 和美(2015/9/29 07:00)
外側がカリッと香ばしく、具だくさんで美味しいホットサンドは人気が高く、家庭で作れる"ホットサンドメーカー"は数多く販売されている。さまざまなタイプのホットサンドメーカーが発売されているため、購入時に悩む方も多いのではないだろうか。
今回紹介する「グリルホットサンドメッシュ」は、魚焼きグリルに入るコンパクトなサイズと、焦げ目を確認しながら焼けるメッシュ状であること、さらにパンのミミを落とさずにそのまま使えることが特徴だ。
メーカー名 | オークス |
---|---|
製品名 | グリルホットサンドメッシュ |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 3,449円 |
本体はステンレス製で、全長250mm×幅162mm×高さ40mm。レシピ集も付属している。食パンは6枚切りでも8枚切りでも使えるが、具材をたっぷり入れたい場合は、8枚切りを使用する。
作り方は簡単だ。はじめに金具が付いている方の網にパンを横長に置き、具を乗せてもう一枚のパンを重ねた後、もう一方の網でしっかりはさみ、金具をロックする。次に魚焼きグリルを1~2分余熱してから入れて、中火で2分半ほど焼き、ひっくり返して1分半焼く。最後に両手にミトンをしてロックをはずし、パンを取り出して切り分ければ完成だ。
外はパリッ! 魚焼きグリルの高火力で表面こんがり
定番のハムサンドを作ってみた。あらかじめ目玉焼きを作っておいて、ハムと一緒にパンで挟む。
メッシュ状なので、パンの表面に焦げ目がどの程度ついているのか、確認できるのは便利だ。最初は様子を見ながら、好みの焼き加減で取り出した。
でき上がったホットサンドは、包丁を入れるとサクッという音がする。魚焼きグリルの高火力でサッと表面を焦がしているので、中はしっとり。カフェで食べるような、アツアツの美味しいホットサンドができた。ミミを落とす手間がなく、食パンを無駄にすることもない。
トースターやオーブンでもできるが、火力が強い魚焼きグリルで焼いたほうが短時間で焼き上がるだけでなく、中がしっとりしていて美味しく感じた。
表面に軽くサラダ油を塗っておくとはがれない
取り出すときにパンが網にくっついてしまい、はがれてしまうことがあった。これは、パンが湿っていたり、焼き具合が弱かった場合に起きる。何度か挑戦したところ、表面はしっかり焼き色がつくまで焼いたほうが失敗は少なかった。特にキャベツなどの水っぽい具材を入れると、パンが湿ってくっついてしまうことがあるようだ。
失敗しない方法は、キッチンペーパーにサラダ油を少量しみこませ、網の上にサッと塗っておくこと。どんな焼き具合でも、パンがスルッときれいにはがれる。メッシュにはテフロン加工がされていないので、くっつきやすくなるのは仕方がない。サラダ油を塗ってから焼くことをおすすめしたい。
魚焼きグリルで焼くのは最初はニオイうつりの点で抵抗があったが、問題なかった。特に今は、サンマが美味しい季節なので、魚焼きグリルでよく焼いているがパンにサンマのニオイがうつってしまうことはなかった。ただし、冷めるとニオイが移りやすくなるので、焼き上がったらすぐに取り出していただきたい。
短時間でボリューム満点の朝食に!
ハム、卵、キャベツを入れたホットサンドを作ればボリューム満点で、朝食として満足感がある。朝は少しでも長く寝ていたいという子供に、いろいろな具材を詰めてホットサンドを作って出せば、それだけでいろいろな食材を一度にとれるので、親としても安心だ。何より、サクッとしたアツアツのホットサンドはとても美味しい。家族にも大好評で、子供もよく食べている。ジャムなどを入れて作れば、おやつにもぴったりだ。
電気式ホットサンドメーカーと違い、コードを抜き差しする必要もなく、魚焼きグリルやオーブントースターで手軽に作ることができる。本体に汚れがついてもサッと落とすことができ、食洗機で洗うことも可能で、お手入れがラクなことも魅力。焼き目を確認しながら焼き加減を調整できるので、ホットサンドを作ったことがない初心者にもおすすめだ。