やじうまミニレビュー
重量オーバーで慌てない! 重さの計れるスーツケースベルト
by すずまり(2015/1/8 07:00)
持ち上げるだけでスーツケースの重さが計れる
海外旅行からの帰り、お土産などでふくれたスーツケースを見て「手荷物許容量をオーバーしてないだろうか……」と不安になったことはないだろうか。オーバーすると高額の超過手荷物料金をとられるため注意したいところ。
旅慣れた人だと持ち上げた感覚で分かることもあるようだが、やはりしっかり計って確認したい。そんなときに便利なのが「LUGGAGE-MATE」だ。
メーカー名 | シーマテックジャパン |
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製品名 | LUGGAGE-MATE ライム |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 3,990円 |
「LUGGAGE-MATE」は、なんと量りのついたスーツケースベルトなのである。長さ約185cm×幅約5cm、重さは5kg~40kgまで計測可能で、中身の重さだけ計れるTare機能も備える。
単位はkgとLb(ポンド)の切替が可能で、初期設定はkgとなっている。切り替えたいときは表示部の左にあるボタンを押せば変わる。動作はリチウム電池(CR2032)1個で、最初に1個付属しているためすぐ使うことができる。3桁のダイヤルロックも可能で、好きな番号に設定できる。
ベルトとしての使い方は普通のスーツケースベルトと変わらない。スーツケースにぐるりと巻いてカチッと留めるだけだ。スーツケースの重さを計りたいときは、パネルの右にあるボタンを押して電源を入れる。「0.0」と表示されたら、スーツケースが浮くまで丸いハンドルを持ち上げれば重さが分かる。
つまり、気になったら電源を入れてスーツケースを持ち上げるだけで重さがわかるというわけ。ハンドルにはマジックテープがついているので、使わないときは邪魔にならない。
筆者のサムソナイトの94Lモデル(4.0kg)で試したところ、4.9kgと表示された。もともと計れる重さが5kgからということや、ベルト本体の重さを計ったところ156gだったので、このあたりの誤差は仕方ないのかもしれない。
その後、その場にあった適当な荷物をいれてみたところ7.5kgと表示された。これ全部で3.5kgかと意外に感じてしまった。バラバラでは重さの感覚が狂うため、結構簡単に許容量をオーバーしがち。特に94Lモデルともなると、ぐいぐい詰め込むと25kgくらいは簡単にいってしまう。実際それでヒヤヒヤしつつ、ギリギリで通過したこともあった。
しかし、「LUGGAGE-MATE」があれば、改めてスーツケース用のはかりを用意する必要もないし、普段はスーツケースベルトとして使えるため、携帯し忘れもない。特に大きめのスーツケースを使う方には役立つのではないだろうか。なお、出発前にリチウム電池の残量だけは確認しておこう。