やじうまミニレビュー

炒めて・すくって・つかんで・混ぜる! おしゃれに4Way「ラビットング」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
レアック・ジャパン「ラビットング」

 料理のできるできないに関わらず、おしゃれなキッチンツールは見る人を楽しい気分にさせてくれるもの。今回ご紹介する「ラビットング」はまさにそんなアイテムです。

 機能的で無駄のないフォルム、そのグリップにちょこんと描かれた2つの点。黒いツールが耳となり、それだけで見事に可愛いうさぎの顔が表現されています。

メーカー名レアック・ジャパン
製品名ラビットング
品番RJ094KT19-WH
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,503円

 ラビットングは、うさぎの顔(グリップ)部分と耳(ツール)部分が分離できるようになっており、4種類のツールを使い分けてお料理の様々なシーンでマルチに活用できるという優れものなのです。

 見た目も可愛く便利なこのアイテム、ホームパーティーなどでサッと出したら注目を浴びること間違いなしです。

 本体サイズは82×200×45mm(幅×奥行き×厚さ)で、重さは60g。耐熱温度は200℃で、天ぷら等の揚げ物の調理には使用することができません。また、家庭用食洗機、乾燥機の使用も不可です。

グリップ部分はうさぎの顔に
4つのツールを付け替えてマルチに対応

これ1つで様々な調理をこなせる

 4本あるツールはそれぞれ以下のように特徴が分かれています。

(1):お玉のように固体も液体もすくえるもの
(2):(1)と同じような形状だが線状に穴が開いており、汁物の中から具だけをすくえるもの
(3):真ん中で2本に割れており、炒める用途に特化したもの
(4):ギザギザとした形状で何かを掴むのに便利なもの

 パスタを掴むなど、トングとして使う場合は(1)と(4)を組み合わせ、炒め物には(3)、盛り付けには(1)や(2)を単独で使うと便利です。

 さらに応用として、サラダ等を取り分ける際にグリップ部分は使わず、(1)と(4)のツールのみを両手に持って使用するといった使い方も可能です。

パスタの取り分けは難なくできる
サラダの取り分けは両手に持つと簡単

メリットは軽さ、デメリットは頼りなさ

やわらかい素材のため力が入りにくい

 さっそくラビットングを使って調理をしてみたいと思います。

 パスタを茹で、すくい上げるためにトングとして使ってみると、ナイロン製でやわらかく、重さがないせいか若干頼りない手ごたえです。パスタをお皿からお皿へ取り分ける時には良いですが、もうもうと湯気の立つ鍋から手早く麺を上げなければならない場合は、もう少しがっちりと掴める手ごたえが欲しいところです。

 さらに、(3)を使ってナポリタンの具を炒めてみましたが、炒めた後にフライパンから残さず具やソースをお皿に移す作業に一苦労。すべてが丸く作られているので、どうしても木べらやフライ返しのように綺麗にこそげ取ることが難しいのです。が、角度を付けた作りにしてしまっては、せっかくの可愛い雰囲気が台無しなので、悩ましいところです。

 以上のように調理には若干力不足の感が否めないのですが、軽いものなら難なく扱えるので、サラダやパンなどの取り分けにはぴったり。調理用というより、料理に添えて食卓に出す役目が向いているようです。

 また、分解してコンパクトに持ち運べる上に軽くて丈夫なので、バーベキューやキャンプのお供にも最適です。

 がっつり家ナカ調理というより、おもてなしやお出かけの際に大活躍しそうなラビットング。社交的・アウトドア好きの方に特におすすめいたします。

川端 衣里

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