電源タップのコンセントを邪魔しない薄型USB-ACアダプター

ミヨシ「ACコンセント搭載 USB-ACアダプター」

　最近、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどUSB充電できる機器が増えている。我が家では、パソコンのUSBポートや、USB-ACアダプターを使って充電している。USB-ACアダプターの数だけコンセントが必要なので、コンセントが4口ある電源タップを利用している。

　ところが、1つ困ったことがある。それは、カメラのバッテリーを充電するのに必要な充電器のほとんどは、隣のコンセントを塞ぐほど大きいことだ。パソコンなどほかにもコンセントにつなぎたい機器はあるので、コンセントを1つ無駄にしたくない。

　というわけで今回、ミヨシの「ACコンセント搭載 USB-ACアダプター」を購入した。購入の決め手になったのは、1つのACコンセントを持っていて、幅が薄いからだ。

　この製品の特徴は、最大出力1,000Wに対応したACコンセントを備えていることと、本体幅が44mmとコンパクトなこと。ふさいだコンセント穴が無駄にならないだけでなく、電源タップの隣に並んだコンセントも使える。

　また、USBポートを2口装備している。合計出力が2.4Aなので、スマートフォンなどのUSB機器を2台同時に充電できるほか、1ポートだけを使用してタブレットを急速充電することもできる。

最大出力が1,000WのACコンセントと、2口の合計出力が2.4AのUSBポートを備えている

側面から見たところ。厚みは約24mmと薄い

背面。プラグがスイング式なので、鞄に入れて持ち運びしやすい

　愛用中の電源タップに、ACコンセント搭載 USB-ACアダプターをつけてみた。その結果、デジイチの充電器が本体のACコンセントに収まった。これで、電源タップの残りの3口を自由に使える!

　今では、電源タップをフルに活用し、ACコンセント搭載 USB-ACアダプターのほか、PSP、パソコン、Qi対応無接点充電パッドの電源プラグをつないでいる。さらに、2口のUSBポートでコンパクトデジタルカメラとAndroidスマートフォンの充電もできるようになった。

ACコンセント搭載 USB-ACアダプターを付ける前の電源タップ

ACコンセント搭載 USB-ACアダプターを付けた後の電源タップ。接続できる機器が増えた

　筆者のように、デジタルカメラの充電器など、電源タップに差し込むと1口使えなくなるのが不満だった人にオススメだ。USBポートの合計出力が2.4Aなので、スマホなら2台同時に充電でき、タブレット1台を急速充電できる点も見逃せない。