やじうまミニレビュー
短時間でできたてナンが食べられる「今日はナンの日」
by すずまり(2014/8/29 07:00)
我が家でカレーといえばご飯というのが定番。しかし、たまには本格的なインドカレーのように薄焼きパンのナンが食べたいなと思うこともある。
そんなときは電子レンジで作れる「今日はナンの日」を使うと楽ちんだ。
メーカー名 | 曙産業 |
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製品名 | 今日はナンの日 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 802円 |
電子レンジで1分半。ベーキングパウダーで作るナン
「今日はナンの日」は、ポリプロピレン製のフタと容器で構成されており、生地を容器の形にのばし、電子レンジに入れると約1分半(500Wの場合)でナンができあがるというもの。
生地自体を作れる製品ではなく、あくまでも焼き工程を電子レンジに置き換えるための製品だ。基本のナンのみならず、合わせて作りたいカレーのレシピカードが付属するので、手軽にナンとカレーが楽しめる。
作り方は簡単。基本のナンの材料は、強力粉、プレーンヨーグルト、オリーブオイル、ベーキングパウダー、バター(またはマーガリン)、打ち粉となっている。
材料を混ぜ、なめらかになるまでよくこねる。2つに分けて5分寝かせたら、1つずつ伸ばして容器に入れ、バターを塗って電子レンジの中に入れるだけだ。
500Wで1分30秒、600Wで1分20秒、700Wで1分10秒加熱するとナンが1枚できあがるという流れ。800W以上は使用できないので注意しよう。
ドライイーストではなくベーキングパウダーを使用しているため、5分間の寝かし時間以外は発酵させる必要がないところがポイント。このため、今日はナンにしようと思ってから15分もあれば熱々のナンが食べられるというわけだ。
できあがるナンは、一般的なナンというよりは蒸しパンに近い印象。こんがりとした焼き色こそないが、もちもちとしていてなかなか食べ応えがある。ケーキと違ってこねる工程がやや疲れるが、アレンジ次第でおやつにも早変わりするし、ナンそのものを使ってピザ風にすることも可能とかなり応用が利く。
アレンジも楽しい
余っていた青汁パウダーを混ぜたところ、葉物野菜を練り込んだような色のナンができた。余っていたカレーとともに食べるのに、栄養がアップしたようで得した気分を味わえた。
ジャムを挟みこんで加熱したところ、蒸しパンにも似た即席ジャムパンのようなものができた。あまり入れすぎると加熱で漏れ出てしまうのだが、ハムやチーズを挟むなど具を工夫すればテイクアウトできる1品も作れそうだ。
カレー好きなら試してみては
ご飯がナンになるだけで、食卓の雰囲気ががらりと変わるから面白い。触発されてカレーの味付けもより本格化しそうだ。いつもドライイーストを使っているという方でも、今日はなんとなくやる気が……なんてときに重宝するだろう。カレー好きなら試してみる価値はありそうだ。