「リトルブラックドレス」で、アクセサリーの収納が劇的に変わります!

umbraの「リトルブラックドレス」

　手持ちのアクセサリーの種類や数を、すべて把握している人はどのくらいいるでしょうか? ネックレスやイヤリングなどはもちろんのこと、時計やスカーフ、サングラス……いわゆるコーディネイトを彩る小物、という範囲で考えると、かなりの数になりそうです。それらの収納には人それぞれの工夫があると思いますが、“場所をとらずに整理できる”のに“もっているものがひと目でわかる”、しかも“1つずつが取り出しやすい”方法はなかなか難しいのでは?

　そこで、紹介したいのがumbraの「リトルブラックドレス」。こんなネーミングだし、見た目もノースリーブのスリムなワンピース形ですが、実は、とても優秀なアクセサリー整理の味方です。見てのとおり、印象は、ハンガーに黒いドレスがかかっているだけ……でもこのドレスの両面に、収納の秘密がぎっしり詰まっているのです!

　まずドレスの片面を見てみましょう。マジックテープで着脱できるループがずらりと並んでいます。ループは全部で24本。ここにネックレスなど長さがあるものをかければ、自然に垂れ下がり、絡まる心配はありません。長いものはもちろんですが、コサージュのように、収納に少し悩むものでも、まるで身につけるような感覚で整理できます。サングラスやバングルなども無理なく収められて、使い勝手はかなりのレベル。しかも、それぞれが独立して整理されているため、ぐちゃぐちゃになりません。これ、サイコー! でしょ?

サイズは実測で464×1,080mm(幅×高さ)ほど。ごく普通のワンピースくらいです。素材は布ではなく、ポリエチレン。こちらはループがついている面で、上から、6+5+6+7の24本あります

すべてのループは、このようにマジックテープになっています。バリッとはがしてかけるだけ。とても簡単です。細いものも太さのあるものも、マジックテープだから、臨機応変に対応可能

いろいろかけてみました。ネックレスはもちろん、立体感のあるコサージュやブローチもばっちり。時計やサングラス、カチューシャなどもきれいに整理できそうです。それぞれが絡まらないのが気持ちいい。引き出しの中でごちゃつくイライラとはさようなら!

スカーフなどの布ものもかけられます。繊細な生地だと、マジックテープの凹凸にひっかかって傷める場合があるので、少し注意が必要です

　もう片面には、透明なポケットがずらり。その数、39個。こちらは、指輪やブローチ、ピン類など、細かいものを入れるのに適しています。透明なので、何が入っているかがすぐにわかり、ひと目で39ポケット分をチェックできるのが素晴らしい!

　ループ面もポケット面も、あれこれ入れて整理した状態を眺めると、かなりの数が収まっていて、圧巻です。とにかく、一目瞭然、というのが特長。そのうえ、ドレスの表裏という形状ですから、クローゼットに洋服を1着かけているのと同じだけのスペースしかとりません。

こちらはポケット面。1段に3個ずつ、全部で13段、計39ポケットあり。かなりの数が別々のスペースに収まるうえに、ポケットは透明なビニールだから、中身も見えます。「ひと目でずらりがズバリ!」です

ウエスト部分がシェイプされているドレスのシルエットに添って、それぞれのポケットのサイズには多少の違いがあります。深さは60mm、幅は90～140mmほど。ポケットにマチがないので、あまり厚みのあるものは入れないほうがベター

ポケットにアクセサリー類を整理してみます。指輪や平らなブローチ、スカーフピン、イヤリングなどなど。ぎっしり詰めて眺めると、なかなか壮観! なんだか楽しい!

指輪などの小さなものや、ピアスのように少し鋭利なものは、小袋に入れて、袋のままポケットに入れればOK。取り出しやすく、傷もつきません

　さらに、見た目も美しいのが嬉しいところ。センス良く収納する、という楽しみも味わえるし、このままディスプレイとして飾ることもできますね。本当に、コーディネイトのまとめ役として、力をいかんなく発揮してくれるドレスです。

　注意が必要なのは、金属類を多く収納すると、意外に重くなるという点。クローゼットにかける場合は問題ありませんが、ディスプレイしながら飾りたい場合は、しっかりと重さに耐えられる状態でかけることをおすすめします。

　何はともあれ、想像以上に優秀なアクセサリーホルダー。何枚か用意して、種類ごとやイメージごとに整理するのもいいですね。実用的なうえに、おしゃれな遊び心も感じさせるリトルブラックドレスで、毎日のドレスアップがぐーんと楽しくなりそうです。