やじうまミニレビュー

毎分8,000回の反復回転で靴の汚れを落とす電動ブラシ

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
ジャパンインターナショナルコマース「ソニックスクラバー 電動シューズブラシ」

 ブラシで靴を洗う時、洗いづらいのがつま先の部分。特に、学校で使う上履きのように、靴のベロ(足の甲部分にある泥よけのこと)をめくれないものは、力を入れづらいし、洗えていること、または洗えているかどうかを確認するのもやっかいだ。

 というわけで、とにかく楽に洗えて汚れが落ちるシューズブラシを探しているときに見つけたのが、ジャパンインターナショナルコマースの「ソニックスクラバー 電動シューズブラシ」だ。

メーカージャパンインターナショナルコマース
製品名ソニックスクラバー 電動シューズブラシ
購入場所Amazon.co.jp
購入価格2,835円

 この製品の主な特徴は、毎分8,000回の反復回転するブラシ。ブラシは、ヘッドの内部にある、先端がプラスドライバーのような形をした軸によって回転する。ネックに角度が付いていて、つま先までしっかり洗える「内側用ソフトブラシ」と、硬めのブラシで靴の外側の汚れを根こそぎ落とす「外側・底部洗い用ブラシ」が付いている。この2つのブラシを使い分けて、汚れを落としていく。

 本体サイズは、内側用ソフトブラシを含めて40×35×283mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は218g。電源は単三形乾電池4本。

「内側用ソフトブラシ」(写真左)と「外側・底部洗い用ブラシ」(写真右)。内側用ソフトブラシは、つま先を洗いやすくするようネック部分に角度が付いている
吊り下げ用の紐をつけたところ
乾電池は、グリップ下部にある2カ所のくぼみ(正面、背面)を強く押しながら、キャップを外して出し入れする

 使う時の注意点は、ブラシを強く押しつけないこと。汚れを落としたいあまりブラシを押しつけすぎると、ブラシの回転速度が落ちて、性能を発揮できなくなる。電動歯ブラシのように、洗いたい箇所にブラシを軽く触れさせ、ゆっくり滑らせるように動かすか、しばらくそのまま動かさずにいると、汚れがきれいに落ちる。

 使っていて一つだけ気になったのが音。スイッチを入れると、「ブーン」とうるさい音がする。浴室で使ってみたが、音が反響するので余計にうるさく聞こえる。家の防音性能にもよるが、夜に使うのは避けた方がいいかもしれない。

スイッチは、上下にスライドさせるか、押すことでON/OFFする。強/弱の調整はできない
靴底の横の部分を洗っているところ
ベロをめくれるものは、つま先も洗いやすい
踵は、スイッチを下にして持つとブラシがぴったり合う
洗う前の靴。靴底の横の部分や生地など全体的に汚い
洗った後の靴。短時間の作業だったが、思っていたよりもきれいになった

 半年ほど履き続けた靴を、洗濯用の洗剤を使って洗ってみた。初めて使ったので、試行錯誤しながらの靴洗いとなったが、約30分で汚れを落とすことができた。時間をかければ、もっときれいにできると思う。何はともあれ、手軽に靴を洗いたい人にはオススメだ。

中野 信二