やじうまミニレビュー
GENTOS「Lumiloox KL-DQCW」
■LED電球型のキーチェーンライト
GENTOS「Lumiloox KL-DQCW」 |
今回は、とても可愛いキーチェーンライトを紹介しよう。
GENTOS「Lumiloox KL-DQCW」という製品で、LED電球をそのまま小さくしたデザインだ。
メーカー | GENTOS |
製品名 | Lumiloox KL-DQCW |
希望小売価格 | 980円 |
購入場所 | ヨドバシカメラ マルチメディアAKIBA |
購入価格 | 780円 |
■LED電球って可愛い
Lumilooxの見た目は、指先ぐらいの大きさのLED電球そのものだ。パッと見て、「アッ、LED電球だ」と分かる。いつの間にか、私達の頭の中には「白熱電球」とは違う「LED電球」のイメージというのができていたようで、この製品は、そのイメージにとても近い。
白くて大きめのカバーもそうだが、フィン(放熱板)や、口金のネジ山もちゃんと再現されている。もちろん、LEDを内蔵していて、ちゃんと点灯する。LEDを灯すと、ますますLED電球に似ている。
しかし、実物を縮小したミニチュアというのは、どうしてこんなに可愛いいのだろう。
ちなみに本体サイズは直径が23mmで、長さが42mmだから、子供の親指ぐらいだろうか。重さは電池込みで約11g。
50円玉と同じぐらいの大きさ | 側面 | 口金にチェーンがついている |
チェーンの先はカラビナになっている | 半透明な部分は樹脂製 | 点灯したところ |
E26口金の普通のLED電球と比べるとずっと小さい | 普通サイズの鍵を付けたところ | 取扱説明書に記載されている使い方 |
■キーチェーンライトとしてもまともな実力
LEDは直径5mmの白色LEDで、電源はLR41ボタン電池が4個だ。テスト用の電池が付属している。連続点灯時間は8時間と長い。
独立したスイッチはなく、電池室のカバーというか口金の部分をねじ込むと点灯し、逆方向に戻すと消灯する。
口金部分を軽く捻ると、点灯し、逆に回すと消灯する |
LEDはとても明るく、キーチェーンライトとしては十分な実力だ。白いドーム型のカバーが光を散らすので、光が照らす部分が広めで使いやすい。電球型のデザインが実用性も高めている。
A4見開きの資料を照らしたところ。まぶしい感じがするので読書には向かないが地図や資料をちょっと見るには十分明るい | 書棚を照らしたところ。照明範囲が広くて使いやすい |
残念なのは、LEDを消灯しようとして戻しすぎると、口金が抜けてしまうことだ。キーチェーンのカラビナは、この口金についているので、どこかにぶら下げていて口金が抜けてしまうと、電球部分とボタン電池が落っこちてしまう。
電球部分と口金部分で2つに分かれる | 口金部分にボタン電池が入っている |
消灯するときは、3分の1回転から半回転ぐらい戻せば十分なので、戻しすぎないように気をつけよう。できれば、ある程度回したところで、ストッパーというかクリック感があるような構造ならば、良かったと思う。独立した電源スイッチがつけにくいデザインなので、しょうがない部分ではあるが、もう一工夫ほしかった。
また、強い振動があるとネジが緩んでバラバラになる可能性があるので、自転車やオートバイなどのキーに使うのは避けたほうがいいだろう。本体は防水ではないので、そういう意味でも自転車などには向かない。私は、自宅のカギにつけて、カバンのポケットに入れるようにしている。
家電好きまたはミニチュア好きの人には、かなりハマると思う。ぜひ、お試しいただきたい。
2012年 8月 9日 00:00
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