やじうまミニレビュー

裸電球を模したデザインがかわいいLED電球

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
KIKKERLAND「PULL LIGHT」

 今回紹介するのは、KIKKERLANDのLEDランプ「PULL LIGHT」。手元を照らすデザイン重視の照明器具だ。

メーカーKIKKERLAND
製品名PULL LIGHT
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,680円

 裸電球を模したデザインが魅力のLED電球。単四形乾電池3本で点灯するので、電源のない場所や停電時の明かりとして使える。

 本体サイズは50×55×65mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクト。コードの長さは実測で約1.1mなので、ぶら下げるものにしっかり結んで固定できる。ソケット部をつかみ、下に引っ張ることでスイッチをON/OFFできる。

プラスドライバーでネジを回し、フタを開けると電池ケース部分が開く
電池ケースに単四形乾電池を3本差し込む
ソケット部をつかんで下に引っ張り、スイッチをON/OFFする

 このLED電球は、ソケットから伸びるコードを結んで固定することができ、かつ電源のない場所で使うものらしい。具体的な場所は、クローゼットや物置、ガレージやテントなどということだ。

 さて、実際に使ってみよう。我が家には、物置もガレージもテントもないので、クローゼットやベランダで試してみた。

 クローゼットには、部屋の電気を消してハンガーを掛ける棒にぶら下げてみた。それほど明るくはないが、1人用の狭いクローゼットで、白い板が光を反射する分、全体を把握できるくらいの明かりは確保できる。

 ベランダでは、部屋からの光が差し込まないようカーテンを閉めた状態で試してみた。クローゼットのように光を反射するものがないので、よりぼんやりとした明かりになる。ベランダでくつろぐなら、このようにふわっとした明かりのほうがムードがあっていいかもしれない。

マンションやアパートのクローゼットなら、部屋の電気を消しても中にあるものを把握できる
ベランダでくつろぐときの照明として使うのもアリ

 PULL LIGHTは、一般的なLED電球のように、充分な明るさを確保できる照明器具ではない。就寝前の読書用など手元を照らすものとして利用するのが良さそうだ。

就寝前の読書用として使う。周囲に迷惑をかけずに読める
停電時、ブレーカーを上げに行くのにも使える

 ユニークなインテリア雑貨を扱うKIKKERLANDらしく、機能性よりもデザイン性を重視したアイテムと言える。子供部屋のクローゼットなど、部屋の明かりを点けて寝ている子供を起こしたくない場所でも活躍しそうだ。

中野 信二

Amazonで購入