やじうまミニレビュー

Trudeau「シリコンタイラップ」

~耐熱温度250℃で調理に便利なシリコン製の紐
by すずまり


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


Trudeau「シリコンタイラップ 6pcsセット」

 自宅で頻繁に料理をする筆者の悩みの1つに、キッチングッズの多さがある。たとえば竹串、本当にごくたまにしか使わないのに、1度買ったらなかなかなくならない。たこ糸のような紐類もそんなグッズの1つだ。そこで紹介するのが、紐でありながら紐以外の用途でも活躍してくれる、シリコン製の紐、Trudeau(トルーデュー)の「シリコンタイラップ」だ。


メーカーTrudeau
製品名シリコンタイラップ 6pcsセット
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,470円

 

 シリコンタイラップは、シリコン製の“紐”だ。1本の長さは約30cm。伸縮性に優れており、長さは約2倍ほど伸びるため、大きなものでもしっかり巻き付けることができるが、途中に1cm弱の穴が空いており、ハート型の先端を通すことでループ状にすることもできるし、シリコンタイラップ同士をつないで、さらに長い紐として使うこともできる。

 耐熱温度は250℃、耐冷温度-30℃なので、肉や野菜を縛って、電子レンジやオーブン調理に使用できる。もちろん水洗いに対応し、繰り返し使える。

1本は約30cm先端を途中の輪に通してループ状にしたり、さらに長く延長できるメッシュの袋が付属しているので、中に入れて保管できる

「ローストビーフ」を縛る

 縛る料理といえば、焼き豚やローストビーフがイメージされる。そこで浮かんだのが、以前ご紹介した「スチームロースター」で作るローストビーフだ。これはシリコン製の容器に入れた牛肉を、電子レンジで加熱するため、火は使わない。そこで、肉を縛る糸の代わりにシリコンタイラップを使ってみた。1本だけでは長さが足りないので、2本つなぎながら巻いた。

 結果は大正解。糸と違って伸縮性があるため、しっかりきつめに縛っておけば、肉が多少縮んでも外れることはない。調理後は、簡単に外せるし、洗えば再利用できる。匂いも全く気にならない。シリコン同士ということもあり、スチームロースターとは相性がよさそうだ。

2本つないで、牛肉をぐるりと巻いていく先端を穴に通すだけなので、固定は簡単
裏側の様子電子レンジで加熱直後の様子。洗って再利用できるのはうれしい

「すあま」作りで、巻き簀を縛る

 シリコンタイラップは、調理器具の固定にも使える。たとえば「すあま」を作るときの巻き簀。すあまとは、上新粉と砂糖で作る、もちもちした和菓子だ。結婚式の引き出物で食べたことがある方も多いのではないだろうか。最近ではコンビニでも売られているのをたまに見かけるが、食べたいと思ったときに、簡単に購入できるものでもないため、自作するようになったのだ。

 作り方は簡単だ。上新粉に砂糖と水を入れてよく混ぜ、電子レンジで加熱して固めたら全体をよくこね、棒状に形を整えたら、片栗粉をまぶした巻き簀で巻き、冷ましたらできあがり。巻き簀で巻いた状態を保つのにシリコンタイラップが活躍するのである。ついた片栗粉は水でサッと洗い流せばよいし、簡単に固定できるので助かっている。

上新粉に砂糖と水と食紅を入れてよく混ぜ、電子レンジで加熱して、さらにこねるなめらかになったら棒状にして巻き簀に。ここでシリコンタイラップで巻いておく
冷めたらすあまのできあがり。今回はしっかり縛りすぎて、巻き簀の模様が入りすぎてしまった……きび砂糖を使ったせいで、色は微妙だが、手作り「すあま」を堪能

ほうれん草などの野菜を縛る

 バラバラになると保存しにくくなる野菜も、シリコンタイラップで縛っておこう。材質が柔らかいので、野菜を傷つけにくいのだ。また、ゆでる際もシリコンタイラップが役立つ。縛っておくと広がらず、鍋からあげるときにもシリコンタイラップをつまんで持ち上げられるというメリットがあるのだ。葉物の場合、ゆでることで嵩が減るため、途中で抜けてしまうこともあるが、2カ所くらい縛っておけばおおむね安心だ。

ほうれん草は、かさばる野菜の1つだ「シリコンタイラップ」で軽く縛っておけば扱い易くなるゆでるときも、そのまま鍋の中へ
「シリコンタイラップ」をつまめば簡単に引き上げられる洗えばすぐ再利用可能

「スチームケース」のフタを縛る

 かつて、本誌でもご紹介したルクエの「スチームケース」は、温野菜作りや、野菜の下ごしらえに便利なシリコン製の調理器具だった。このスチームケースで野菜を調理するとき、フタが閉まらなくて困ることがある。特に調理前の葉物野菜は、たいした量でなくてもフタが浮き上がってしまうことがあるのだ。そんなときも1本のシリコンタイラップが役に立つ。フタに隙間ができない程度に縛れば、中で発生する蒸気も逃げにくい。

どうしてもフタが閉まらなくて困るときがあるシリコンタイラップがあれば解決!

使いかけの袋の口を縛る

口をぐるぐる巻きにしたり、全体を縛ったりと、これはかなり出番が多い

 調理とは全く関係ないが、実は一番ニーズが多いと思われるのが“袋の口を閉じる紐”としての使い方だ。専用のクリップが足りなくて、洗濯ばさみで挟んだりというのは、よくやる方法だが、見た目には美しいとはいえない。シリコンタイラップなら、全体をぐるりと縛ったり、口の部分だけキュッと結んだりと自由自在だ。輪ゴムのように突然キレることもない。

 あえて注文を付けるとするなら、カラーくらいだろうか。やや暗めの色合いなので、もうちょっと明るくカラフルでもいいかもしれない。

用途が幅広く、長い目で見ると経済的

 かなり地味な製品ではあるのだが、使っているうちに、その利用シーンの多さに関心してしまった。以前から糸の使い捨ては気になっていたし、逆に、ここぞというときに糸がない、ということもあった。輪ゴムも、1箱使い切る前にゴムが弱ってしまい、最後にはどれを使っても縛る前に切れてしまうということもあった。洗えば何度でも繰り返し使えるし、いきなり切れる心配もないのも嬉しい。持っていれば、確実に役に立つこと間違いなしだ。





2012年 3月 16日   00:00