やじうまミニレビュー
東和産業「圧縮袋 IN BOX 押入れ用」
東和産業「圧縮袋 IN BOX 押入れ用」 |
使用頻度の低いフトンを、圧縮袋に入れて容積を小さくして収納するようになって久しい。いわゆるフトン圧縮袋は100円ショップでも定番になっているぐらい普及している。
ウチも客用フトンは圧縮している。しかし、圧縮袋にもよるのだが、数カ月経つと袋に空気が入って、元の大きさに戻ってしまうことが多い。まぁ、この状態でもホコリ除けにはなるのだが、なんだかガッカリしてしまうことも確かだ。
そんなときに見つけたのが、東和産業の「圧縮袋 IN BOX」という製品だ。Amazonで、2,780円で購入した。
これは、圧縮袋を不織布製の袋というか箱に入れたものだ。外観は、旅行用の簡易バッグを想像してもらうと良いだろう。圧縮袋は箱の内側に固定されている。
使い方は圧縮袋と同じで、フトンを入れ、電気掃除機で空気を吸引する。さすがに、100円ショップの圧縮袋とは異なり、バルブの出来が良い。これはスイングバルブ式という独自の形式だそうで、掃除機のノズルを離しても空気が戻らないようになっているので、スムーズに圧縮できる。
圧縮袋にフトンを入れ、口を締める | 独自のスイングバルブ式バルブは、ちょっと大きめ | 空気が戻ることがないので、慌てずに圧縮できる |
箱の中には、固定用のバンドが2本用意されている。圧縮した状態で、このバンドをかけておけば、万が一、空気が入ってしまってもフトンが元の大きさに戻らない。箱にフタをしてファスナーを閉めると、ほとんど箱状になるので積み重ねもできる。
また、クローゼットなら、縦に置いておくのも良さそうだ。外側に伝票を貼り付ければ、そのまま宅配便でフトンを送ることもできそうな状態だ。試した限りでは1年経っても、ちょっとふくらんだかなというぐらいの状態で、むき出し圧縮袋のように大きくふくらむことはない。
圧縮してバンドを締めた状態。空気が入ってしまってもバンドが押さえる | 箱の側面は、堅めのボードが入っているので形がくずれにくい |
このように縦に立てることもできる。手提げで持ち歩いたり、宅配便で送ることもできそうだ | 押し入れに入れた状態 |
残念なのは、Amazonでは、この製品は品切れとなっており、メーカーサイトでも製品情報がない。ただし、楽天市場では取り扱っているところがあるし、圧縮袋大手の石崎資材などからも同種の製品が登場している。「圧縮袋」と「BOX」などのキーワードで検索すると良いだろう。
この製品は、単純な圧縮袋に比べると高価だが、メリットも大きい。フトン圧縮袋でイライラしたことのある人にはお勧めできる商品だ。
2009年 8月 7日 00:00
やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです