家電製品ミニレビュー

パナソニック「エアーマッサージャー エアーキュット EP1611」

~密着マッサージでふくらはぎのむくみが一発解消!
by 阿部 夏子
パナソニック「エアーマッサージャー エアーキュット EP1611」

 一眼レフ、ノートパソコン、ノートにペンにレコーダーもろもろ・・・・・・記者という仕事は本当に荷物が多い。それらの大荷物を持って、ハイヒールを履いて、1日中歩き回っていると、夕方には足が面白いくらいむくむ。靴が小さく感じるほど、ぱんぱんに腫れ上がった足は、お風呂に入って、入念にマッサージしてもなかなか引かない。足のむくみは、血行不良、冷え性などの原因にもなる、まさに女性の大敵なのだ。

 これまでにもいろいろな対策グッズを試してきたが、最近やっと「本命」に出会えた。それが、今回紹介するパナソニックの「エアーマッサージャー エアーキュット EP1611」だ。ふくらはぎを集中的にケアしてくれるマッサージ機器で、足のむくみがあっという間に解消する。


メーカーパナソニック
製品名エアーマッサージャー エアーキュット EP1611
希望小売価格24,465円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格12,365円


 本体は、ふくらはぎ用アタッチメント2つと、操作部から成る。ふくらはぎ用のアタッチメントは、面ファスナーでふくらはぎに巻き付けるようにして使う。さまざまな足の太さに対応できるように、面ファスナー部分はかなり余裕をもって作られている。

 使い方はとても簡単だ。アタッチメントをふくらはぎに巻き付けて、エアープラグを本体に差し込む。後はスイッチを入れるだけだ。動作は「もみ」「おし」「もみおし」の3つから選択できる。強さは「強い」と「弱い」、さらにその中間が用意されている。強さは、途中で変更もできるようになっている。なお、マッサージは約15分で自動停止する。

 マッサージは、空気の抜き入れを利用して行なうエアーマッサージで、もみ玉などは内臓されていない。

製品本体。ふくらはぎ用アタッチメント2つと、操作部から成る本体操作部。動作は「もみ」「おし」「もみおし」の3つ、強さは3段階で調節できるふくらはぎの左右に備えたエアーバッグで、全体をもみほぐすという
ふくらはぎ用アタッチメントアタッチメント裏側使うときはアタッチメントについているエアープラグを本体に差し込む
使うときは、アタッチメントをふくらはぎに巻き付けるようにする装着したところアタッチメントは、面ファスナーで固定する。かなり余裕があるように作られているので、男性でも問題なく使えるだろう

 私のおすすめはふくらはぎ全体をマッサージしてくれる「もみおし」コース。ふくらはぎの下から順に、ふくらはぎの上まで少しづつ力をいれながら、丁寧にもみほぐしてくれる。1日歩き回ったあとにこれをやると、「あー」と思わず声が出てしまうほど気持ちいい。

 なお、エアーキュットではマッサージ箇所を指定することはできない。確かに、使っていると、気持ちいい箇所とそうでもない箇所があるので、場所を指定できたらいいな、と思ったこともあったが、やはりふくらはぎ全体をまんべんなくマッサージする方が効果的なのだろう。

使っているところ電源を入れると左右のエアーバッグが膨らむエアーバッグの膨らむ場所によって、マッサージ箇所が変わる仕組みだ

 これまでいろいろなマッサージャーを試してきたが、足のむくみを解消できるという点でいうと、エアーキュットがダントツでおすすめ。アタッチメントが、ふくらはぎにしっかり密着しているので、エアーマッサージといえどもかなり強力。施術前と施術後では明らかに足の太さが違うし、なにより気持ちいい。

もちろん男性も使える。写真は身長175cmの男性が使っているところ

 使う上でのポイントは、足をリラックスさせた状態で行なうこと。床に座ると、ふくらはぎが床でつぶれてしまうので、ソファーやいすに座った状態で行なうのが良い。私の場合、ベッドやソファーに寝転んで、クッションなどに足を載せて使っている。

 また、設置スペースが必要ないのも嬉しい。使いたい時に、さっと出して、使い終わったらしまって置けるのは、大型のマッサージ器にはない大きな利点だ。

 とにかく一度使って欲しい。ヒールで歩き回ることが多い女性なら、特に効果を実感できるだろう。今年が始まってまだ3ヵ月たらずだが、早くも「今年のベスト家電」のリストに入るほど、気に入ってしまった。






2012年3月13日 00:00