片付け過ぎない片付け術
【片付け過ぎない片付け術47】しまったままの「引き出物」整理方法3つ
2017年 7月 27日 06:30
友人や親戚の結婚式でいただく「引き出物」、すぐに使える物はいいですが、好みや生活スタイルに合わないと、しまい込んで収納スペースを圧迫しがち。今回は、溜まった「引き出物」の整理方法を3つご紹介します。食器、食卓用品、花器など、かさばって困る物を、この機会に見直してスッキリしませんか。
しまい込んでいる「原因」が分かれば、「次の手段」が見える
捨てるに捨てられず、箱や紙袋に入ったままの「引き出物」。収納スペースに余裕があるうちはいいですが、数が増えてきて、「このスペースが空いていれば、今使う物が収納できるのに」と思うようになったら、見直し時のサインですよ。まずは、それぞれの物が「なぜしまいっぱなしだったのか」を考えてみましょう。すると、次に取るべき手段が見えてきます。「今、使う物」のスペースを空けるために、ぜひ1点1点と向き合ってみてください。
1:「いつか使えるかも」と思っていた→「使う」
ブランド物の食器セットやバスタオルなど、「いつかパーティのときに使おう」「いつかお客さんが来たときに使おう」と、しまっていませんか?でも実際は、高価な食器を使うようなパーティはしないし、泊まりに来るお客さんもいないままなら、今使ってしまいましょう。もらったときには好みではなくても、子どもが生まれたり環境が変わってから改めて見ると、意外と使える物も多いものです。素敵な食器を普段の食卓へ、肌触りのいいタオルを子どもの浴用へ。ちょっとリッチな日常が始まると同時に、収納スペースが空きますよ。
2:「誰かにあげよう」と思っていた→「譲る」
自分では使わないけど、実家の両親なら、妹なら、友達なら使うかも。そう思って取っておいたけれど、聞く機会もないまま時間が過ぎてしまうこともありますね。でも、誰にも使われないまま眠らせておく物のために収納スペースが取られてしまうのはもったいないものです。使いたいと言う人がいるなら差し上げた方が、物も収納スペースも活かせます。FacebookなどSNSで友人たちとつながっているなら、呼びかけてみるのも有効ですよ。意外なところで引き取り手が見付かることもあるものです。
3:「ブランド物なので、もったいなくて手放せない」→売る
高級ブランド品など高価な品物だと、人に差し上げるのも何となくもったいなくて、手元に置いていることもありますね。前述のように「自分で使う」ことができればベストですが、好みや生活スタイルに合わず、使わないでいるのなら、「売る」のがおすすめです。近くのリサイクルショップへ持ち込んでもいいですし、メールやLINEなどで簡単な査定をしてくれるショップもあるので、利用すると便利です。ただし、未使用でも古くなると、ブランド物の定番品でも買取金額が下がってしまうことがあるようです。お小遣いにしたいと思うなら、早めの行動がベストですね。
まとめ
引き出物には、送り主の気持ちも込められているので、無下に手放すことに抵抗がある人も多いでしょう。でも、使わずに長く放置しておく方が、物に対しても送り主に対しても失礼と言えるのではないでしょうか。自分で使わないなら、欲しい人に使ってもらった方がずっと気持ちがいいものです。送り主が「あれ使ってる?」と聞くことはめったにないですが、もしものときには「素敵なお品で、どうしても欲しいと言われたのでお譲りしました。とても喜んでもらえました」と答えれば、角が立ちません。
特に30代の間は、友人の結婚式などでたくさんいただきがちな引き出物。手放す前に写真を撮ると、思い出としても、いただき物の記録としても、残しておけるのでおすすめです。