片付け過ぎない片付け術
【片付け過ぎない片付け術31】インテリア収納に「ブランド紙袋」活用術
2017年 3月 30日 06:30
買い物で商品を入れてもらう紙袋、特に「ブランド紙袋」はもったいなくて捨てられず、使う機会もあまりないので溜まる一方ですね。今回は、丈夫でおしゃれなブランド紙袋をインテリアで活用する方法をご紹介します。お気に入りの柄やロゴの入った紙袋を活用すれば、溜まった紙袋もスッキリ片付き、お部屋のアクセントや収納になりますよ。
おしゃれで丈夫なブランド紙袋は、インテリア収納にピッタリ
ブランドショップの紙袋は、デザインやロゴもおしゃれなので、見せるインテリアにピッタリなのはもちろん、一般的な紙袋よりも丈夫に作られているので、かさばるものや重いものの収納にピッタリです。また、水濡れに強いコーティングがしてある素材なら水回りでの使用もOKと、ビジュアルと実用性を兼ねた優れもの。「ちょっとしたプレゼントに使えるかも」と取っておきがちな紙袋ですが、いつ訪れるかわからない機会を待ってしまい込むより、お気に入りの紙袋でお部屋を飾りながら、ゴチャつくものを整頓した方が、気持ちもハッピーになれますよ。
実例1:小さい紙袋は「小物を入れて壁面収納」。花を飾っても
アクセサリーなどを買ったときの小さな紙袋は、ゴチャつきがちな小物を収納するのにぴったりです。持ち手を活かして壁へ吊るせば、場所を取らずに収納できます。子どもの朝の身支度に必要なハンカチやポケットティッシュを入れて玄関の壁へ吊るせば、本人が自分で支度するのに役立ちます(写真左)。メモ用紙とペンを入れて吊るせば、電話の際のメモ書きにも慌てません。また、シックな紙袋に造花を入れても素敵ですし(写真右)、コーティングがしっかりしてあるなら、何でもないコップに活けた生花を入れてもおしゃれですね。
実例2:「見せたくないもの」をスッキリおしゃれに収納
生活感を出したくない場所でブランド紙袋を活用すれば、見せたくないものを隠しながらおしゃれな収納が実現。インテリアに馴染まないカラフルなボックスティッシュは、切り込みを入れた紙袋へ入れれば、おしゃれさと取り出しやすさを両立できますよ(写真左)。また、トイレットペーパー、生理用品などもスマートに収納。上部を内側へ折り込んで好きな深さに調節すれば、使いやすさも抜群のオリジナルボックスが出来上がります(写真右)。
実例3:散らかりがちな書類やファイルの「立てる収納」に
ちょい置きしがちな書類やDM、またあとで見ようとつい出しっぱなしにしてしまうカタログやファイルなどは、そのままにしておくと部屋が雑然とした印象になってしまいますね。丈夫な紙袋へ入れれば、立てる収納ができてスッキリとまとまります。机やラックの上に置いてもサマになり、持ち運びもラクラク。とっさのお客様のときに、置きっぱなしの新聞や雑誌をサッとまとめてもいいですね。ただし、中身を溜めてしまうと整理するのが大変になるので、あくまでも「一時置き」に留め、定期的に中身を定位置に戻したり、処分しましょう。
まとめ
オーガナイズ(片付け)作業に伺うと必ずと言っていいほど、たくさんのショップ紙袋が出てきます。特に女性は、お気に入りの紙袋を溜め込みがち。でも、ショップ紙袋の本来の目的は「買った商品を家まで持ち運ぶ」こと。既に役目を終えた紙袋を、使い道がないまましまっておくのは、その分の収納スペースの方がもったいないですね。だったら、いつも目に見えるところで使う方が、紙袋の価値も、自分の満足感もアップしますよ。そして、擦れたり色褪せたりしたら惜しげなく処分できるのも紙袋の魅力。溜めてあるブランド紙袋を、おしゃれに有効活用してみませんか。