ぷーこの家電日記

第129回:LED電球の進化のおかげ様様で安くてオシャレな照明器具

 引越しまであと2週間。片付けとか買い出しとか、やらなきゃいけない事が山盛りで、楽しい事も一杯あるけれど辛い! いつもぐうたらしながら過ごしているので、フルで活動していると疲れが取れない。これは加齢じゃない。加齢じゃない。と信じてはいるけれど、一晩寝ても疲れが取れない辺り、そろそろ認めざるを得ないのかもしれない(笑)。

 引越し先のお部屋、すでに鍵も貰い、電気と水道は開通済み。4月末まで今の部屋も借りているのだけれど、少しずつ荷物を持ち込んだり、実際に部屋のサイズを測りながら家具を考えたりしている。引っ越し先が徒歩10分程度なので、目下1日1往復がノルマである。そしてゴミもまとめて出すと、集合住宅で迷惑なので、コツコツと捨てている。何でこんなにもゴミが出るのか! 何でこんなにも賞味期限切れの物が多いのか!!! 猛反しながら、バンバン捨てている。

 捨てながらも、新居の準備も並行で行なわなければいけない。ベッドも布団もソファもリビングテーブルも全て処分するので、買いに行かねばなのだ。ということで、先日IKEA船橋店に行ってきた!

 IKEAに行くと、ついついテンションが上がって、結構買い込んじゃう。そしてIKEAに行くと、時空を超えたかのように時間があっと言う間に過ぎて、びっくりする。でっかい荷物を抱えながらへろへろになって帰るのだ。

 今回は大きな家具とかも購入したけれど、その中でも結構重点を置いていたのは照明器具だ。照明って大切! 明るさや機能はもちろんだけれど、見た目も大事! いつも見えている照明だから、ちょっと見た目もこだわりたい。でも高い照明は買えない(笑)。

 IKEAの中は、照明コーナー以外でも、家具がディスプレイされた沢山のショールームの中でも見られる。

 どれもこれも可愛いし、部屋を作って設置しているので、イメージしやすい。「これあの部屋にいいかも!」とか、「これ可愛いけど暗すぎるよねー」とか、「さすがにこれはうちには大きすぎるか……」なんて思いながらチェックして歩く。

 そして、値札を見て、値段に驚く。ついつい二度見してしまう位のお手軽さ。ランプシェードだけだったら、さらに安い! こんなんでいいの?

 私が初めて一人暮らしした20年ほど前。近所のディスカウントストアで一番安いシーリングライトを買ったけれど、それで8,000円くらいだった気がする。照明は必要だから買わなきゃだけど、その8,000円に何の感激も無くて、私にとってはとても無駄に感じる出費だった。一番安いのでもそんな状態で、機能や形を求めると到底手が出なかった。

 こんな可愛いのなかったよな? って思いながら色々思い出して分かった! 確かに無かったのだ! IKEAが無いってことじゃなくて、LED電球を使っての照明器具が無かったのだ。白熱灯なんて使ったら電気代もすごいだろうし、熱くなって危ないので長時間使う照明には合わない。なので、蛍光灯を使ったシーリングライトが主で、電球を使った可愛い照明なんてあまり無かったんだ。

 LED電球が出始めの頃は、光の強さが白熱灯や蛍光灯に比べると弱くて、照明で使うのは厳しかった。どんどん進化して、明るい電球が出てきても、今度は配光角の問題で、スポット的に照らすには良くても、部屋全体を明るくするのは難しかった。

 それがここ数年の著しいLED電球の進化によって、部屋全体を明るく照らせる、照明として使えるLED電球になったのだ。そしてそのLED電球の進化のおかげで、可愛いペンダントライトなどがいっぱい出てきたんだ!

 これに気づいた時は、すんごい感動した。技術とデザインの進化の融合! 素敵すぎる。他にも同じように、何かの技術の進化のおかげで知らず知らずに享受している事っていっぱいあるんだろうなぁ。本当にいろんな人にありがとうございますです。

 おかげでいい感じの部屋に仕上がりそうです。色々落ち着いたら、それこそLEDの進化系、スマホで色や強さを調整できる電球を買って付けたいなぁ。PHILIPSのhue、Tabu Lumen、UPQのQ-home BB01……。色々あって、どれを買えば良いのかまだよく分からない。

 タイマー仕込んで、自然光に近い形で目を覚ますのが理想です。でも大型出費の後なので、しばらくはお預けかなぁ。

徳王 美智子