ぷーこの家電日記

第419回

ウズベキスタンのパン「ノン」に恋をした

今週、東京でもまん防が明けた。とともに一気に冬に巻き戻ったみたいな寒波で、3月下旬なのに東京でも雪がちらついていてびっくりした。

春の陽気に誘われて一気にお出かけしたくなる気持ちはこの寒波が抑えた感がある。そして我が夫、まん防最終日の21日に、地元のソフトボールチームの練習に参加。ファインプレーをしようと地面に体を強打して、鎖骨を骨折してしまった。

まん防が開けた途端に完全なる自粛生活だ。痛そうで気の毒だなぁと思うけれど、やっぱりしみじみと中年になったらファインプレーなんて狙ってはいけないと思う(笑)。

気持ちと体がどんどんリンクしなくなっていく。安全第一、1カ月程おとなしく安静にして頂きたいものです。夫は普段から家事をかなり担ってくれているので、何もできないこの1カ月は私にとっても色々痛い(笑)。

暖かかったり寒かったり。春物っていつ着るんだ!? って感じで、もう何を着たら良いか良くわかならないような気候の中、友人とご飯を食べるべく久しぶりのお出かけ。コロナ禍で不自由になって、中々会えなかった友人に久しぶりに会うので、かなり楽しみにしていた。

週末の地下鉄に乗ったのも数カ月ぶり! 週末出かけるとしたら畑くらいなもんだから、気分はちょっとした小旅行。地下鉄を降りてから、Google マップを頼りにテクテクと歩くのも気持ちが良くて、日常的にウォーキングでもしなきゃなぁと、日々の運動不足を憂いているうちに友人宅に到着。友人と可愛い猫ちゃんが出迎えてくれて最高に嬉しい。そして、凄いご馳走も私を迎えてくれた!

彩りも綺麗で、食器やカトラリーも非常に素敵。ただでさえ美味しい料理な上に、普段は毎食自分がご飯を作っているので、人が作ったご飯の美味しさって、無駄に泣きそうになるほど美味しい!

お洒落で美味しいこの日の料理は東ヨーロッパや中央アジアの料理。「これ何が入ってるの?」とか「これどこの国?」とか、舌でも目でも美味しい上に、耳でも美味しい!

来るのに合わせて買ってくれてたウズベキスタンのお食事パン「ノン」。インド料理などで出てくる「ナン」と語源は同じだろう。

このノンが見た目も可愛く、素朴で美味しくてかなり気に入ってしまった。プレーンのノンにはブラッククミンがのっていて、香りがとても良くて美味しいし、羊肉が入ったノンも凄く美味しい!

しかも、「チェキチ」というオリジナルの押し型をパン生地にギュッと押してあって見た目もめちゃくちゃ可愛いのだ。現地ではノンを焼くタンドール窯はご近所さんと共有で作るため、各家の模様のチェキチを押して焼いて識別していたそうな。知らない話を聞くのは本当に面白い。

相当気に入ってしまった私は「ノン作りたい!」となった訳です。我が家の近所でこんなパンを買える所はないし、素朴なお食事パンなので日常的に食べたい。さすがに東京マンション暮らしなのでタンドール窯を設置する訳にはいかないので、オーブンで焼くけど(笑)。

チェキチをメルカリで探してみたりしながら、「色んな模様あるねー! 可愛い!」などと盛り上がりつつ、そこは私「作ってみようかな」とか言い出しちゃう訳です。

「これさ、端材に合釘とか刺したらできるんじゃない!?」などと、チェキチDIYを思いつく。友人も「ノン作るまでの道が長いね(笑)」と言いつつ、ちょっと楽しみにしてくれてたり。

翌日ホームセンターに行って、端材と合釘を早速買って帰る。お洒落で美味しい食卓を囲んだ反動が、釘を打つという謎行動に繋がる私の姿を驚きもせず半笑いで見ている夫はさすがだ(笑)。

釘を真っ直ぐに同じ深さまで打つのって案外難しい! 直径5cm程度のスペースに100本ちょっと釘を打ち込んで、何となくそれっぽいのが完成して結構な達成感!

「早速ノンを焼いてみるぞ!」とネットでレシピを調べて作ってみる。生地を伸ばして、いざギュッと押してみると、ちゃんとそれらしい模様ができている! 「はんこ注射みたい!」と思うのは年代なのか?(笑)。

いくつ押しても同じ模様が瞬間で出来上がるのでかなり楽しい。オーブンで焼いたノンは、ちょっとしっとりモチっとしているような感じ。

今度、この手作りノンとウズベキスタンの食器と共に友達をご飯に招待する予定。それまでにもう少しノンを焼く腕を上げておかなければと張り切っているのであります! ウズベキスタン行ってみたいなぁ!

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。