ぷーこの家電日記

第256回

貸し農園で我が家の収穫祭! 大根料理家、目指したい!

 凝り性でハマり症。その癖に飽き性という堪え性のないどうしようもない私。そんな私が年々ハマっていって、完全に「私の趣味はこれです!」と胸を張って言えること、それが家庭菜園であーる。もう飽きる気がしない! この数年、マンションのベランダで細々とプランターで野菜を作って、成長と収穫を楽しんできた。プランターは増えていくし、日当たりは悪いし、作りたいものは多いし……。

 ということで、区画貸しの畑を借りたのが今年の8月。その時の事は「とうとう畑を借りちゃった! 貸し農園で夢の自産自消への第一歩」で書いた通りだけど、最後の「もう1区画借りちゃおうかなぁ」の顛末として、その翌週には「やっぱりもう1区画借りちゃいます!」と、さっさと借りてました(笑)。

 借りた2区画、合わせて30m2程度の畑を、えっさこらと耕したり土を作ったりとここ数カ月やってきて、大地のパワーに本当に感動してる。大きなキャベツや白菜なども巻き始め、たった数カ月で、わっさわさに繁った賑やかな畑になってきた!

 元々家庭菜園に興味が無い夫だったけど、「僕も行ってみようかな」と一緒についてきて、野菜たちの育ち様に「すっげー!」と感動してた。そして、一緒に雑草抜いたり土と戯れたりするのがそこそこ楽しかったようで、「来週も行く!」とのこと。1人で黙々と土いじりするのも楽しいけれど、2人で作業するのも中々楽しい。そして助かる! またちょいちょい畑デートを楽しみたい!

 ただ、夫は寒いのが大の苦手で、冬は「この人冬眠しちゃうのかな?」というレベルで休みの日はお布団包まって出てこなくなるので、きっともう少しすると、「うーん。行かなくていいや」と言い出しそう(笑)。

 そんな私の畑でも、夏の終わりに撒いていた種から、ボチボチ収穫できるものも増えてきて、先日もプチ収穫祭! 大根・人参・カブと根野菜をタップリと抱えて帰ってきた。あの小さな小さな種から、こんなにずっしり重たく大きな野菜ができるなんて、やっぱり不思議。とにかく嬉しいし感動するんだけれど、大変なのはここからなのです。

 食べ盛りの子がいるわけでも無い我が家、この大地の恵みを余す事なく美味しく飽きずに2人で食べ尽くす事を考えなければいけない。スーパー行っても、大根なんて買っても1週間に1本だ。それが目の前に大量に並んでいる。今週は大根祭りだ! ということで、週末に全ての野菜を料理や下ごしらえした。

 料理元々好きだし、土いじりと同じく料理をしていると頭がスッキリしてくるので、ストレス発散にもなってる。そして女優ごっこというか、「私は大根料理家」なんて気分で、ノリノリで独り言をいいながら、1人クッキング番組をしている(笑)。視聴者は全くもって野菜には興味がない肉食の猫2匹だけなんだけど(笑)。

 大量の野菜がどんどん形を変えて保存容器に移って行くのが堪らなく快感! 野田琺瑯のホワイトシリーズはこんな時にもテンションを上げてくれる。匂いも色も移らないからお手入れも簡単だし、冷蔵庫を開けると、綺麗な白の琺瑯がズラッと並んでいるのもウキウキしちゃう。そのままオーブンもOKなので、グラタンなんかも仕込んでおいて、食べるときにチーズ乗せてオーブンに入れて焼いて、食卓にも出せる。

 直火もOKだから、カレーやシチューなども、そのまま火にかけちゃえる便利さ。電子レンジはNGだから、レンジにかけるときは、お皿に移してレンチン。それが面倒かなと思ったけれど、全然面倒じゃない。むしろ夫が「ワンプレートにするね!」などと、好きなおかずを自由に組み合わせて、お皿に盛り合わせてレンジで温めて食卓に持って来てくれたりする。

 1度使うと他のものが使えなくなるくらいに気に入ってて、ゴチャゴチャたくさんあった、プラスチックの保存容器をほぼ処分しちゃった! スッキリ! そんな琺瑯にどんどん詰めて行って、1週間分のおかずと下ごしらえ完了!

 獲れたてで美味しさ50%アップ、自分で作った野菜という事でさらに美味しさ30%アップ、中々上手に作れたので美味しさ20%アップ。200%の美味しさにお弁当タイムも晩酌タイムも最高に幸せなのであります、晩御飯の準備もほぼ不要だし楽チン! でもとりあえず全部食べ切らないと、週末にはまた次の収穫物がやってくる!

 文字通り「どう料理してやろうか」と考えながらワクワクしちゃうけれど、消費追いつかないので、助っ人の友達呼んで、収穫祭を近々したーい! と思っているのであります。家庭菜園楽しいなー!!!

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。