ぷーこの家電日記

年々四角になるお尻と私の小さな反抗心

 万年ダイエッターの私です。いつも「痩せたい痩せたい」と申しておりますが、簡単な四則演算すらできないようです。入ってくるエネルギーと出て行くエネルギーが等しかったら、少なくとも太りはしない。出て行くエネルギーの方が大きければ痩せるし、入ってくるエネルギーが大きければ太る。ただそれだけの単純な話だ。

 なんでこんな単純な計算式を解けないまま何年も経っているのだろうか......。美味しいものが多いからだー! なぁんて誰かのせいにしても、ただの食べ過ぎというか飲み過ぎというか、どんどんエネルギーを消費できない老化という現象のせいというか。要は非常にヤバイです。はい。

 そして、40歳を目前にして、肉が付く場所が明らかに変わってきている! 10年くらい前は、「ちょっと太った! お腹が出てきた! 太りやすくなった! アラサー!」みたいな感じだったのが、5年くらい前は「ちょっと腰回りが! お腹もだけれど、腰回りに浮き輪が!」ってなってきて、そして今は、「めちゃくちゃお腹出てる! そしてお尻がすごい! お肉が地球に呼ばれる!」という感じなのだ(笑)。

 若さは重力には反抗的で、しかるべき場所にお肉も落ち着いているけれど、歳を重ねるとだんだんと重力に従順になって、下に下がってくるのですよ。お尻と足の境目が分からなくなっている。そして、お尻のお肉も垂れてくると、だんだんお尻が四角になってくるのだ(笑)。パンツスタイルでも全然ラインが違う! 鏡の中に完全なる中年の私がいて、「ん? んん??」と二度見してしまう(笑)。

 この重力には、すでに「若さ」では対抗できないので「努力」で対抗するしかない! 分かってはいるけれど、自堕落な習慣を変えるのはこれまた大変なのだ......。

 入ってくるエネルギーを減らす「食事制限」と、出て行くエネルギーを増やす「トレーニング」の2軸で立ち向かわなければいけないけれど、いきなりハードなトレーニングもできないので、まずはウォーキングやランニングだなぁと思っている。それなのに、今年は「ランニングシューズを買った」ところで止まってしまっている(笑)。

 もう少しすると暑くなって走ったりできなくなるので、今がギリギリ始めるのにはいい時期だろう。あとは気楽に家でできる筋トレやストレッチを少しだけ始めた。夫に「ちょっと足を放り投げてよ!」なんて頼む。お互い体育会系の部活に所属していたので、この名称すら思い出せない私の雑なお願いに「いいよー」って付き合ってくれる。二人組でのストレッチや筋トレって「はい、もう1本!」「まだまだー!」などと部活ごっこみたいな感じで楽しいのだ(笑)。

 私が「ありがとう! 結構効く! 暇な時また付き合って!」って言ったら、この頃お腹のお肉を気にしている夫も「俺もやって!」と乗ってきた。地味に続けていこう。

 あとは食べる方。「体重」だけを考えるとこっちの方がダイレクトに影響出てくるから大事だ。

 ご飯炊く時は必ずマンナンヒカリというお米の形をしたこんにゃくを混ぜて炊いている。麺類が大好きな私は紀文のおからとこんにゃくからできた「糖質0g麺」がありがたい存在。名前の通り糖質は0gだし、カロリーも1食分30kcal程度とかなり低いのだ! フォーみたいな食感で、味も絡みやすいから、レシピの幅も広いし味も悪くない! 茹でずに水洗いだけで食べられるから、夏のそうめんがわりにも良さそう。今度そうめん流しならず「メタボなみんなで愉快な糖質0g麺流しパーティー」なんてやりたい(笑)

 あとは、麺好きな私は「ベジヌードル」もなかなか好き! 名前の通り、野菜自体を麺状にカットして料理するのだ。専用のカッターも出ていて、ピーラーのような感覚で簡単に麺を作ることができる。

 色んな野菜で作れるけれど、ダントツ好きなのは「ズッキーニ」だ。大根などではどうしても「刺身のつま?」みたいな野菜感がすごいけれど、ズッキーニは麺状にして茹でると本当に麺みたい。パスタみたいに使ってもいいしうどんのようにも使える。ズッキーニってでっかいキュウリみたいだけれど、実はかぼちゃの仲間。知らなかった。かぼちゃのホクホク感が麺っぽさを出すのかなと思っている。植物繊維も取れるしヘルシーだし。ということで、しばらくこの2つの麺のレシピ研究を楽しもうと思う。

 40歳まであと半年。少しスリムな体型で新しい10年のスタートを迎えたい! そして誕生日の時は「2回目の成人式」と言うことで、さすがに振袖は着ないけれど家族写真でも撮りに行けたらいいなぁと思っているのです。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。