ぷーこの家電日記

第188回

スーパーマリオの記念切手発売! たまにはお手紙なんて書いちゃうぞ!

 昭和53年2月生まれのどんぴしゃファミコン世代の39歳のわたくし、子供の頃にゲーム機は我が家にはなかったので、そこまでどっぷり浸かって無いものの、やっぱりあの時のスーパーマリオの熱が染み付いているというか、憧れているというか、ドット絵とか大好きだし、マリオコラボのアイテムなんて見ると結構食いついてしまう。コンバースのオールスターとマリオのコラボなんて破壊的に可愛かった! 即完売だったみたいで、知った時は既に売り切れててがっかりした。

 そんなマリオと今度コラボするのが切手だ! マリオやピーチ姫などのキャラクターがデザインされたグリーティング切手「スーパーマリオ」が2017年6月28日から発売開始となる。ドット絵だったらもっと私の心は踊っただろうけれど、今回の切手は現代版マリオ。

 それでもかわいい~!!! これは買う! 絶対買う! と楽しみにしているのです。発売される切手は82円切手の10デザインの1シート820円の1種類のみ。28日はお昼に職場近くの郵便局に行ってこなきゃ!

 使う用に1シート、取っておく用にに1シートで2シート買う予定なんだけれど、そもそも手紙を出す習慣なんて無い。むしろ全く出さない。年賀状ですらまともに書いてなかったりする不義理な人間だ。折角なのでかわいい切手を貼って、お友達にお手紙でも出そう! そうしよう!!!

 82円切手なのでハガキじゃなくて封書だ。便箋と封筒買っても、そんな書くこと無い。むしろ何を書けばいいか分からない! ということで、かわいいメッセージカードでも送ろう。どうせなら届いた方も切手に喜んで開けて笑ってくれるようなモノが嬉しい。

 というわけで、さっそく100均に行って物色。かわいい便箋や封筒、メッセージカードもたくさんあって見ているだけで楽しい。色んな形にくり抜けるパンチやマスキングテープなど、工作用品もたっぷり。どうしようかなーと悩んで悩んで、結局私は画用紙を買って帰った。工作大好き。自分でメッセージカード作るぞっと。自分で絵を描いて、それをポップアップカードにする計画。

 目指したのは、開くと飛び出すポップアップカード。芸術的なものは難しいけれど、シンプルなものは結構簡単にできる。カッターで切れ目を入れて、カードをたたむ方向と逆に曲げるだけで台座は出来上がり。

 手描きで作ろうかなとも思ったけれど、1シート分の10枚を作る自信はない(笑)。そこでパソコンでグリグリっと絵を描いて画用紙にプリント。カッターでパーツをぐりぐりと切り取って、同じくカッターで切って作った台座に糊でペタペタ貼っていく。失敗しても怖く無い。またプリントすればいいし。なんて気楽に作っていったら、私天才!? なんて思ってしまうほどばっちりかわいいポップアップカードができた!

 自分で思っていた以上にかわいく出来て感激!!! 私たち夫婦のマリオコスプレバージョンだ(笑)。私たちを知っている人だったら結構笑ってくれそうな気がする! 切手は10枚あるからあと9枚作れるな! いくらプリントとは言え、カッターでちまちまとカットしていくことを考えると……あと何枚作るだろうか、私(笑)。

 でも、作りながら「たまにはアナログでお手紙っていいかもなぁ」って思った。しばらく会っていなくてもSNSなんかでお互いの近状は知っていて、特に報告することもないけれど、スマホやPCのモニターよりもぐっと近くに感じるよね。実際報告する内容なんてないから「また飲もう!」くらいしか書ける気がしないけど(笑)。

 切手の発売日と同日にスーパーマリオの記念押印・消印が押されるというので、切手貼って押印してもらったら最高にプレミアムじゃない!!! とワクワクしてた。ところが、記念押印は申し込みが必要で、申し込み期限は6月14日だった! がびーん! 記念押印してくれる郵便局はどこだろうと、確認してみて気づいた。

 締め切り過ぎてるじゃん!日本郵便の堅苦しい説明ページが分かりにくいんだよ!などと八つ当たり気味に悪態をついてみる(笑)。残念だなー。でも、記念切手は知ってたけれど記念押印というサービスを今回初めて知ったのでまたチェックしてみよう!

 手紙を出すにはお金がかかるけれど、その切手を郵送料としてじゃなくて、手紙を書くきっかけにするというのもいいなと思った。7月にはリラックマの切手も発行される。それもちょっと欲しい。日本郵便も年賀状の販売だけじゃなく、もっとこういう所に力入れればいいのになーなぁんて思っております。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。