美味しく「手抜き」クッキング
第56回
生魚が苦手でもOKなお祝い料理「焼き鮭のちらし寿司」
2022年2月18日 06:05
ひなまつりなどの晴れの日にぴったりな、華やかな色合いの「焼き鮭のちらし寿司」をご紹介します。お祝いのメニューによく使われる刺身は使わず、子供も食べやすい焼き鮭を使用。幅広い年齢で食卓を囲む、お祝いごとにおすすめです。
基本の材料
<材料(2~3人分)>
・ご飯:400g
・塩鮭:2切れ
・キュウリ:1本
・塩:少々
・白炒りゴマ(あれば):適量
▼寿司酢
・酢:大さじ1と1/2
・砂糖:大さじ1
・塩:小さじ1/2
▼錦糸卵
・卵:2個
・砂糖:小さじ1/2
・塩:少々
<材料の注意事項>
・ご飯の量は米にすると約1.2合分と中途半端になるため、米2合を炊いて計量するのがいいでしょう
酢飯を作る
小さなボウルに酢、砂糖、塩を混ぜ合わせて寿司酢を作ります。ご飯が炊き上がったら別のボウルに入れ、寿司酢を回し掛け、ご飯の塊をほぐすようにしゃもじで混ぜ合わせます。うちわであおいで人肌程度の温度まで冷ましたら、濡らしてしっかりと絞ったペーパータオルで表面を覆い、常温に置きましょう。
錦糸卵を作る
ボウルに卵を割り入れ、砂糖、塩を加えて混ぜ合わせます。サラダ油を引いたフライパンを中火で熱し、温まったら卵液を薄く流し入れます。このときの火加減の目安は、箸に少し卵液を付けてフライパンに当てると、すぐに固まる程度です。
卵液を流し入れたら、弱火に変えて火を通します。薄く焼くため片面だけでも十分に火が通りますが、気になる場合は裏返して15秒ほど焼いてください。
火が通ったら取り出し、残りの卵液も同様に焼きましょう。卵焼きフライパンや小さなサイズのフライパンで焼くと取り出しやすいです。焼き上がった薄焼き卵は折りたたんでから、包丁で細切りにします。
塩鮭を焼く
塩鮭を魚焼きグリルまたはフライパンで焼きます。フライパンを使用する場合は、中火で片面を約3分ずつ焼きます。鮭に厚みがあれば加熱時間を延ばし、焦げそうであれば弱火に変えます。
焼き上がったら、皮と骨を取り除いて身はほぐしておきましょう。酢飯に混ぜ合わせるときに身が細かくなってしまうので、約3~4cm大くらいにしておくのがおすすめです。