美味しく「手抜き」クッキング

第47回

忙しい朝でも10分で作れる「ベーコンポテトの春巻き」お弁当にも

揚げたてはもちろん、冷めても美味しい春巻きです

春巻きを手作りすると、中に詰める具材の準備に時間が掛かってしまいますが、今回は約10分で完成する「ベーコンポテトの春巻き」をご紹介します。冷凍ポテトやハーフベーコンなどのカット済み食材で、具材の準備を時短したレシピです。

小さなフライパンで揚げ焼きにするため、使う油は最小限で済みます。忙しい朝でも簡単に作れて、冷めても美味しいのでお弁当にもぴったりですよ。

基本の材料

<材料(5本分)>
・春巻きの皮:5枚
・冷凍細切りポテト:100g
・ハーフベーコン:5枚
・ピザ用チーズ:80g
・ブラックペッパー:適量
・塩:適量
・サラダ油:適量
・トマトケチャップ(お好みで):適量

細切りの冷凍ポテトを使用します

冷凍ポテトを電子レンジで温める

冷凍ポテトを耐熱皿に広げ、ラップをして600Wの電子レンジで1分30秒加熱します。加熱が終わったら、塩、ブラックペッパーを全体に振りかけましょう。

あらかじめ冷凍ポテトを加熱しておくことで、春巻きの皮で包みやすくなります。また揚げ焼きにしたときの加熱ムラも防げます。

加熱後に塩、ブラックペッパーで下味を付けます

春巻きの皮に具材を乗せる

春巻きの皮の角を手前にして置き、半分よりも少し下にハーフベーコンを広げます。ハーフベーコンからはみ出さないようにポテト、ピザ用チーズを乗せましょう。

ハーフベーコンの幅に合わせて具材を乗せます

具材を包む

春巻きの皮の手前の角を折りたたんで具材にかぶせます。次に、両端を折りたたんだら、具材を芯にして手前から巻いていきましょう。包み終わりの皮の角に水を塗り、押さえて止めます。

春巻きの皮を止める際は、水溶きした小麦粉や片栗粉を使うとしっかりと止まりますが、今回は巻き終わりを下にして揚げ焼きにするため、水で止めても皮がはがれてしまう心配はありません。

両端の皮を折りたたんだら、具材を芯にして手前から包みます

揚げ焼きにする

5本の春巻きを並べられる小さなフライパンを用意します。今回は卵焼きフライパンを使用しました。

サラダ油を2~3mmほどの深さになるように流し入れたら中火に掛け、フライパンの底から小さな泡が上がってきたら、巻き終わりを下にして春巻きを入れます。春巻きの皮がパリッとなるまで、片面約2分ずつ揚げ焼きにしたら完成です。お好みでケチャップを添えます。

小さなフライパンを使うと、少ない油で揚げられます
じゅん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。