美味しく「手抜き」クッキング
第33回
フライパン1つで温サラダ「焼きアスパラとエリンギの半熟卵のせ」
2021年4月16日 06:30
包丁とまな板を使わず、フライパン1つで作れる「アスパラガスとエリンギの温サラダ~半熟卵のせ」をご紹介します。春に旬を迎えるアスパラガスを、メイン料理のように食べられる1品です。
ポーチドエッグ風の半熟卵を割ってソースのようにしながら、アスパラガスに絡めていただきましょう。カリッと焼いたトーストやバゲットと一緒に食べるのもおすすめです。
基本の材料
<材料(1人分)>
・アスパラガス:1束(3~4本)
・エリンギ:1~2本
・卵:1個
・塩:少々
・ブラックペッパー:少々
・粉チーズ(お好みで):適量
・サラダ油またはオリーブ油:大さじ1
アスパラガスとエリンギの下ごしらえ
アスパラガスの根元2cmほどに手をかけ、ポキッと折ります。折った部分の5cmほど上から根元に向かって、皮むき器で皮をむきましょう。アスパラガスがフライパンに収まらない長さの場合は、手で半分に折ります。
エリンギは手で食べやすい細さになるよう、繊維にそって裂きましょう。写真ではどちらもお皿にのせていますが、下ごしらえが済んだら油を引いたフライパンにのせていきます。
フライパンでアスパラガスとエリンギを焼く
油を引いたフライパンにアスパラガスとエリンギを入れ、中火に掛けます。塩を全体に振りかけておきましょう。アスパラガスとエリンギは3分ほど触らずに、焼き色を付けていきます。片面に焼き色が付いたら、上下を返します。
卵を割り入れて焼く
アスパラガスとエリンギの上下を返したら、フライパンの脇に卵を割り入れます。卵白が大きく広がった場合は、広がった部分をゴムベラなどで寄せて、できるだけ丸い形にしましょう。
フライパンに接している卵白が白く固まり始めたら、卵黄を卵白で隠すように半分に折りたたみ、1~2分ほど加熱しましょう。フライパンでポーチドエッグ風の半熟卵に仕上げます。卵を焼いている間は、アスパラガスとエリンギの様子を見ながら、しんなりするまで焼きます。