美味しく「手抜き」クッキング
第29回
冷凍保存もOK! 手軽にできる作り置き「ひじきと枝豆煮」
2021年2月19日 06:30
何種類ものおかずを毎日作るのは大変ですが、冷蔵庫に常備菜があれば、盛り付けるだけで立派な1品になります。今回は作り置きにもぴったりのメニュー「ひじきと枝豆煮」をご紹介します。火の通りやすい具材を使うことで、短い煮込み時間で作れますよ。
ひじき煮は、ニンジンや油揚げなどの具材を加えることも多いですが、根菜を入れると煮込み時間が長くなってしまいます。下処理済みの冷凍枝豆を活用して、手軽に作ってみましょう。仕上げにカツオ節を加えることで、旨味をプラスします。乾物であるひじきは長期保存もできるので、ストックしておくと便利です。
基本の材料
<材料(2~3人分)>
・乾燥ひじき:20g
・冷凍枝豆(さや付き):120g
・カツオ節:5g
・サラダ油:適量
▼調味料A
・水:大さじ3
・料理酒:大さじ1
・醤油:大さじ1
・砂糖:小さじ2
<材料の注意事項>
・ひじきには芽ひじきと長ひじきがありますが、どちらを使っても構いません
・料理酒が無ければ、代わりに水を加えてください
ひじきを水で戻す
ボウルにひじきを入れ、約800ml(分量外)のたっぷりの水に30分ほど浸して戻します。戻し時間を10分ほどに短くしたい場合は、沸騰直前くらいまで沸かしたお湯を使いましょう。戻したひじきはザルに上げて水を切り、流水でサッと洗います。
枝豆と調味料を準備する
ひじきを戻している間に、枝豆を準備します。耐熱容器に冷凍枝豆を入れてラップを掛け、600Wの電子レンジで2分30秒加熱しましょう。部分的に解凍されてない場合は、10秒ずつ様子をみながら再加熱します。粗熱が取れたら、さやから豆を取り出しましょう。また、調味料Aを混ぜ合わせておきます。
ひじきを炒める
鍋にサラダ油を引き、水を切ったひじきを入れます。中火に掛け、ジューッと音がしてきたら約1分炒めましょう。ひじき全体に火がよく通るように、菜箸で混ぜ合わせることがコツです。煮込む前に炒めることで、ひじきの磯臭さを和らげることができます。