美味しく「手抜き」クッキング
第5回
マグカップとレンジで作る「カボチャポタージュ」 ~カボチャのカットは市販冷凍で解決!
2020年2月7日 06:00
カボチャは、固くて包丁が入りにくいので下処理が面倒だったり、煮崩れしないように火を通すのにもひと手間掛かる野菜です。そんなときは市販の「冷凍カボチャ」を使うと、料理に手軽に取り入れられますよ。今回は、冷凍カボチャを使った「カボチャポタージュ」をご紹介します。ちょっとお腹が空いたときや、1品足りないときに重宝する、マグカップとレンジで完結するメニューです。
マグカップにカボチャを入れ、電子レンジで加熱
マグカップに冷凍カボチャを入れ、ふわっとラップをして600Wの電子レンジで2分ほど加熱します。
加熱時間は、電子レンジの種類やカボチャの大きさによって異なります。時間を調整して、柔らかくなったら完了です。柔らかくなりにくいときは、フォークで柔らかくなった部分のみを潰して再度加熱すると、早く仕上がります。
カボチャをフォークで潰す
マグカップで加熱したカボチャは、皮まで柔らかくなっています。皮付きのままフォークで潰していきましょう。滑らかな仕上がりにしたいときはペースト状になるまで潰し、食感を残したいときは粗めに潰します。皮は実より固いため潰しにくく、大きく残りやすいですが、フォークで切るようにすると小さくできますよ。
カボチャの皮が苦手な方は、皮と実の間にフォークを入れて取り除きましょう。皮を入れずに実だけで作ると、きれいな色合いのポタージュに仕上がります。
牛乳を加えて電子レンジで加熱
潰したカボチャに牛乳を加えて混ぜ合わせます。牛乳は、1度に加えるとカボチャと混ざりにくいため、ペーストを薄めるようなイメージで少しずつ加えましょう。目分量で牛乳を加える場合は、市販のコーンスープのとろみを目安にします。
味見をしてから塩を加えて味を調え、ふんわりとラップを掛けたら、600Wのレンジで30秒ほど加熱して完成です。
粘度の強いポタージュを電子レンジで加熱すると、突沸する恐れがあります。電子レンジの前で様子を見ながら、突沸しそうになったら停止ボタンを押しましょう。容量の大きなマグカップを使用すると、万が一突沸しても外にあふれにくくなります。ポタージュの液面が5cmほど下になる容量のマグカップがおすすめです。