調理の下処理
新鮮な「ズッキーニ」の選び方と保存方法、冷凍保存をするときのコツ
第92回
2019年6月28日 10:35
キュウリのような見た目の「ズッキーニ」ですが、実はカボチャの仲間です。煮込み料理に使うイメージが強いものの、炒め物やフライのほか、塩揉みして生で食べるなど調理法はさまざま。ナスに近い食感と味わいを楽しめます。輸入品も出回るので1年中手に入りますが、日本での旬は6~8月です。今回は、鮮度の良いズッキーニの選び方と保存方法、食べ切れないときの冷凍保存のコツをご紹介します。
ヘタを見てみずみずしいものを選ぶ
ズッキーニは鮮度が落ちると味が損なわれるため、できるだけ新鮮なものを選びます。鮮度が分かりやすいのはヘタの切り口で、新鮮なものはみずみずしさがあります。ズッキーニは、品種によって皮が緑色や黄色のものや、形が丸いものがあります。どの品種も全体が色付いているものが良品。縦長の品種は太すぎず、太さが均一のものを選びます。皮に傷があり、張りがないものは避けましょう。
乾燥を避けて保存する
皮が薄いズッキーニは、乾燥すると水分が抜けてしまいます。乾燥を防ぐためにキッチンペーパーで包み、冷暗所で保存しましょう。室温が高ければ、冷蔵庫の野菜室へ。ただし、冷蔵庫の中は乾燥しやすいので、キッチンペーパーで包んだあと、さらにポリ袋へ入れます。また、鮮度が落ちると味わいも損なわれるため、購入後はできるだけ早めに食べ切るのがおすすめです。