調理の下処理
美味しい「ブドウ」を見分けよう! 選び方と保存、食べ切れないときの冷凍保存のコツ
第93回
2019年7月26日 06:15
夏から秋にかけて旬を迎える「ブドウ」は、粒の小さなデラウェアから出回り始め、次第に巨峰などの大粒の品種が店頭に並ぶようになります。「ブドウ」は、品種によって粒の大きさや皮の色や厚さが異なる果物です。今回は、皮の色の違いで見分ける「ブドウ」の選び方、基本の保存方法と冷凍保存のコツをご紹介します。旬の時期の甘くてジューシーな「ブドウ」を堪能してみませんか。
新鮮なブドウは、皮と枝をよく見て選ぶ
ブドウは、皮に張りがあり、ブルームと呼ばれる白っぽい粉が表面に付いているものが良品です。鮮度は枝で見分け、黄色から緑色でしおれていないものを選びましょう。濃い茶色になった枝や、パックの裏から見て枝から実が落ちているものは、時間が経っているため避けます。
品種によって皮の色の見分け方が異なります。皮が黒っぽい巨峰や皮が赤いデラウェアなどは色の濃いものを、皮が緑のシャインマスカットなどは色が薄くて黄色っぽいものを選ぶと味が良いです。
涼しい室内か、野菜室で保存する
ブドウは常温保存のできる果物で、涼しい冷暗所での保存が基本です。しかし、夏は室内がとても高い日もあるため、冷蔵庫の野菜室に入れるのがおすすめです。
野菜室に入れる際は、傷んでいる実があれば取り除き、乾燥しないようにポリ袋に入れます。また、ブドウの実に水が付くと傷みやすいため、食べる直前に洗うようにしましょう。できるだけ、2~3日以内に食べ切ります。