調理の下処理

【調理の下処理47】簡単!手羽元を「チューリップチキン」にする方法

骨付き肉は食べにくいイメージがありますが、肉の部分をまとめた「チューリップチキン」にすると子どもも食べやすくなりますね。今回は、手羽元から「チューリップチキン」を作る方法をご紹介します。「面倒だから、ついチューリップを買ってしまう」という方もいると思いますが、意外と手間が掛からない簡単な作業です。「チューリップチキン」は華やかな印象になるので、パーティーなど特別な日にもおすすめですよ。

 

手順1:骨と肉を離す

チューリップを作るときは、キッチンバサミを使うと簡単ですが、ない場合は包丁でもOKです。最初に、手羽元の細い部分の骨と肉の間へ切り込みを入れ、骨周りの肉を剥がします。筋も切り離しましょう。次に、肉の厚みが薄い場所へ、皮を避けて細い方から太い方に向かって3cmほど切り込みを入れます。

 

手順2:骨と肉を剥がす

切り込みから指を入れて、骨から肉を剥がしていきます。きれいに剥がれることがほとんどですが、剥がしにくい場合は、細い方から太い方へもう1本切り込みを入れましょう。できるだけ骨へ肉を残さないようにするのがコツです。

 

手順3:肉を裏返す

剥がした肉を手羽元の太い方へ引っ張り上げます。裏返しながら太い部分を包むようにし、丸く形を整えたら完成です。チューリップチキンは肉の厚みがでるため、中心部まで火が通りにくくなります。加熱後は、竹串で穴を開けて確認すると安心です。赤い肉汁が出てくる場合は、中に火が通っていませんので、透明な肉汁になるまで加熱しましょう。

 

 

じゅん(管理栄養士)

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。