調理の下処理
美味しい「ミカン」は皮よく見て選ぶ! 常温で長持ちさせるコツと冷凍保存の方法
第79回
2018年12月28日 06:15
寒い時期になると、スーパーの店頭には「ミカン」がずらりと並びますね。「ミカン」を箱で買ったり、食後のデザートやおやつにと、食べる機会が増える時期でしょう。「ミカン」は、果物の中では日持ちする方ですが、ふと気が付くとカビが生えたり、傷んだりしていることがあります。今回は、美味しい「ミカン」を選ぶコツと保存方法を2つご紹介します。
皮が薄く、ヘタの切り口が小さいものを選ぶ
ミカンはネットや箱に入って売られていることが多いですね。1個1個を確認するのは難しいですが、美味しいミカンは、皮とヘタの様子をよく見てて選びましょう。ミカンの甘みは、皮の色が濃く、皮と実が密着していて薄いものが強いです。また皮をよく見ると、小さなブツブツがあることが分かります。このブツブツが密集しているものは、味が良いと言われています。
ヘタを確認できるなら、切り口が小さいものを選びましょう。ヘタの切り口からミカンが付いていた枝の太さがわかります。切り口が大きいものは、太い枝に付いていたということです。水分がたっぷりと送られているため、味が薄く、大味のミカンです。逆に小さいものは細い枝に付いており、水分は適度でじっくりと栄養が送られて育っています。そのため、甘味を蓄えていますよ。
2~3週間ほどで食べ切るなら常温保存
ミカンは基本的に常温で保存します。ザルなど風通しの良い容器を用意し、ミカン同士が触れないように置きましょう。湿度が多い環境でミカン同士が触れていると、カビが生えやすくなります。涼しくて風通しの良い場所で保管すると、2~3週間ほど日持ちしますよ。
箱買いしたミカンの場合は、1度全て取り出してミカンの状態を確認します。傷んでいたり、カビが生えたものは取り除きましょう。カビが生えたものを放置すると、近くにあるミカンにもカビが生えてしまうからです。また、ミカン同士ができるだけ触れないようにすると長持ちします。