調理の下処理

美味しい「ミカン」は皮よく見て選ぶ! 常温で長持ちさせるコツと冷凍保存の方法

第79回

 寒い時期になると、スーパーの店頭には「ミカン」がずらりと並びますね。「ミカン」を箱で買ったり、食後のデザートやおやつにと、食べる機会が増える時期でしょう。「ミカン」は、果物の中では日持ちする方ですが、ふと気が付くとカビが生えたり、傷んだりしていることがあります。今回は、美味しい「ミカン」を選ぶコツと保存方法を2つご紹介します。

皮が薄く、ヘタの切り口が小さいものを選ぶ

 ミカンはネットや箱に入って売られていることが多いですね。1個1個を確認するのは難しいですが、美味しいミカンは、皮とヘタの様子をよく見てて選びましょう。ミカンの甘みは、皮の色が濃く、皮と実が密着していて薄いものが強いです。また皮をよく見ると、小さなブツブツがあることが分かります。このブツブツが密集しているものは、味が良いと言われています。

 ヘタを確認できるなら、切り口が小さいものを選びましょう。ヘタの切り口からミカンが付いていた枝の太さがわかります。切り口が大きいものは、太い枝に付いていたということです。水分がたっぷりと送られているため、味が薄く、大味のミカンです。逆に小さいものは細い枝に付いており、水分は適度でじっくりと栄養が送られて育っています。そのため、甘味を蓄えていますよ。

皮は、薄くてブツブツの密集しているものを選ぶ

2~3週間ほどで食べ切るなら常温保存

 ミカンは基本的に常温で保存します。ザルなど風通しの良い容器を用意し、ミカン同士が触れないように置きましょう。湿度が多い環境でミカン同士が触れていると、カビが生えやすくなります。涼しくて風通しの良い場所で保管すると、2~3週間ほど日持ちしますよ。

 箱買いしたミカンの場合は、1度全て取り出してミカンの状態を確認します。傷んでいたり、カビが生えたものは取り除きましょう。カビが生えたものを放置すると、近くにあるミカンにもカビが生えてしまうからです。また、ミカン同士ができるだけ触れないようにすると長持ちします。

保存時は、ミカン同士が触れないように、カゴなどに置く

食べ切れない量の場合は、冷凍保存

 ミカンを1~2カ月保存したいなら、冷凍がおすすめです。皮を水で洗い、水気を拭き取ったら、ポリ袋に入れて冷凍します。このままでもOKですが、給食にでてきたような薄氷の張った冷凍ミカンを作るなら、3~4時間後に冷凍庫から1度取り出して水にくぐらせましょう。そのあと、再度ポリ袋へ入れて冷凍します。冷凍庫から取り出したばかりのカチカチを楽しむほか、少し常温に置いてシャリシャリとした食感を楽しむのもおすすめです。冬に美味しくなるミカンを上手に保存して楽しんでみてくださいね。

冷凍保存は、洗ってポリ袋へ入れるだけ

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じゅん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。