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元保育士のアイデア、入園後に差!0〜5歳「やっておきたいポイント」5つ

保育園や幼稚園への入園前は、年齢を問わず新しい生活への不安があると思います。そこで今回は、0〜5歳での入園前にやっておきたいことを5つご紹介します。入園前に新生活のベースを先に作っておくことで入園後がぐっと楽になりますし、園のなかで覚えることを日常生活で確認しておくと、園での生活がスムーズになります。そんなポイントを、2人の子どもをもつ元保育士がお伝えします。

 

持ち物の準備ポイント

園から指定された持ち物は、もれなく準備しましょう。持ち物が全て揃ったら、大切なのが名前付け。名前は見やすい場所に大きい字で書くと、誰が見ても分かるので、持ち物の紛失を防ぐげます。さらにワンポイントとして、にワッペンを目印に付けのもおすすめです。目印を同じデザインで統一すると、子ども自身が自分の持ち物を見分けやすくなります。また雨の日の通園用に、レイングッズも準備しておくと安心ですね。

 

生活リズムを見直そう

現在の生活リズムは、規則正しいですか?園生活がスタートすると、特に朝の身支度は、慌ただしく大変になります。早起きができていると、朝の食事や支度が早く終わるので、ママの負担が減りますよ。朝7時には起き、夜は遅くとも9時くらいまでには就寝できるようになっているのが理想的です。もし生活リズムが乱れていると感じたら、早起きを最初5分くらいから始めて徐々に早めていき、入園前までに早寝早起きの生活にシフトしていけると良いですね。

 

子どもが着脱しやすく、乾きやすい服を選ぼう

服に指定がある園もありますが、私服の園ではもっている服を見直してみましょう。基本的に1歳を過ぎたあたりから、自分で着替えさせるため、子ども自身が着脱しやすい服であることが大切です。服はTシャツやズボンなど、ヒモや装飾が少ないシンプルなタイプを選びましょう。引っ掛かると危険なパーカーや、トイレでの着脱が大変なオーバーオールは避けた方が無難です。服の汚れが気になる場合は、園専用の服を準備するのも1つの方法。また保育園では、汚れた服を毎日もち帰ってくるので、洗濯に強く乾きやすい綿の服がおすすめです。

 

「できないこと」は心配しないで大丈夫

入園前の心配ごとのなかには、3歳未満なら「離乳食が進んでいない」「母乳がやめられずにいる」「好き嫌いが多く給食が心配」「一人遊びが多く心配」、3歳児以上であれば「トイレトレーニングが完了していない」などがあると思います。でも、それらの「できていないこと」を、大人が何とかしようとすると、子どもの気持ちが不安定になりやすいもの。そうでなくても「入園」では生活や環境が変わるので、子どもが不安定になりがちです。ですから、入園前に「できていないこと」を無理して変えることはしないであげましょう。成長のスピードはみんなそれぞれ。そのままを受け止めてあげたいですね。それでも不安であれば、担任の先生が決まったら伝えておくと安心です。

 

一緒に過ごせる残りの時間を大切にしよう

入園前は、親子でゆったりと過ごせる貴重な時間です。子育てのなかで、濃密な時間を過ごせるのは入園前までかもしれません。だからと言って特別なことはしなくても、子どもはママと一緒に笑って過ごせればそれで十分。ママと濃密に過ごすことで、子どもは新しい世界に飛び込んでいける勇気がもてますよ。またママにとっても、あとから思い出すと子育てのなかで1番良い時期ですよ。ぜひ今この瞬間を大切にしてくださいね。

 

まとめ

入園前は、何かと不安になってしまうものですよね。私自身もそうでした。不安になりそうになったら、ぜひ今回ご紹介したポイントのなかで、できることから実践してみてください。準備を進めるうちに、できたという自信がもてると、不安は減るものです。また入園後は、お子さんもほかの子どもに影響され、できることが増えていくので大丈夫。そして入園は、子どもだけのものではありません。ママも新しいママ友ができたりと、楽しいことが待っているはず。ぜひ入園を楽しみにしながら、子どもとの素敵な毎日を過ごしてくださいね。

 

 

Izumi(保育士)

小中学生の2人の子どもを持つ保育士です。
たくさんのお子さんやご家族に出会った経験を生かし、子育てや生活が楽しくなるような記事を執筆できたらと思っています。
手芸やDIY、インテリアや雑貨も大好きです。