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子どもの記念写真に!フェルトとグルーガンの「ベビークラウン」作り方
2017年 10月 7日 07:30

誕生日など、子どもの大切な記念日のパーティーや写真を華やかにしてくれるのが「ベビークラウン」です。今回は、ミシンを使わなくても作れる、フェルト製「ベビークラウン」の作り方をご紹介します。頭にちょこんと乗せる可愛らしいデザインですが、動いてもずり落ちないようにゴムが付いています。赤ちゃんの頭囲や月齢に関係なく使用できますよ。手作りして、子どもの記念日を盛り上げてみては。
道具と材料

ベビークラウン:高さ約10cm×幅約20cm(平らに置いた状態)
・フェルト:43×20cm
・ゴム:30cm(幅0.7cmのもの)
・飾り:ビーズ、レース、リボンなどお好みで
・型紙用の厚紙:20×43cm(新聞紙やお菓子の空き箱でも代用可)
・グルーガン(布用ボンドでも代用可)
・布用ペン
・布用ハサミ
・定規
今回使用するものは、すべて100円ショップで揃えられます。飾りは、お好きなものを用意しましょう。名前や数字のワッペン、飾りシールなどでも可愛く仕上がりますよ。また今回は、身近に手に入るゴムを使用していますが、ストレッチリボンやストレッチレースもおすすめです。
型紙を作る1

厚紙を縦20cm、横43cmの長方形に切ります。
厚めの紙が扱いやすいですが、なければ新聞紙や空き箱を利用しても大丈夫です。
型紙を作る2

厚紙の上辺の、左から5cmの位置へ印を付け、そこから右へ向かって8cm間隔にペンで印を付けます。同じように下辺にも印を付けます(写真の赤印)。次に、上辺から下5cmの部分と、下辺から上5cmの部分に横線を引きます(写真の青線)。この2本の線上にそれぞれ、左から1cmの位置に印しを付け、そこから右へ向かって8cm間隔にペンで印を付けます(写真の青印)。
型紙を作る3

赤印と青印をペンでつなげていくと、クラウンの展開図ができます(写真の黒線)。黒い線をハサミで切り取ると、型紙の完成です。今回は、半年から1歳児の頭よりやや小さい40cmサイズにしていますので、頭にちょこんと乗るようなクラウンが出来上がります。
フェルトへ型紙を写す

厚紙をフェルトの上へ置き、ズレないようにマスキングテープでところどころ仮止めします。厚紙のフチを布用ペンでなぞり、フェルトへ型紙を写します。フェルトは裏表がないと言われていますが、商品によっては、裏側に多少の毛羽立ちがあるものもあります。お好きな面を表にして作りましょう。
フェルトを裁断する

布用バサミで、布用ペンで書いた線を切ります。
クラウンの形に接着する

ジグザグに切った上部の端(写真の赤線)に沿ってグルーガンのグルーを付け、下半分を折り上げて接着します。グルーガンは乾きやすいので、全体へ一気に付けず、一山ずつ付けて接着するのがポイントです。ゆっくり重ねていきましょう。
グルーガンがない場合は、ミシンで縫ってもOKです。縫い代を0.5cm取って、ジグザグの王冠の縁を縫い、左右の穴からひっくり返しましょう。ミシンを使った場合は、縫い代の分がコンパクトになり、また少し丸みを帯びたクラウンが出来上がります。
ゴムを付ける

クラウンを被ったときに、子どもが動いても頭からずり落ちないよう、ゴムを付けましょう。用意した30cmのゴムは、お子さんの頭のサイズに合わせて調節してくださいね。切ったゴムは、左右の端から11cmの位置に、グルーガンで接着します。外れにくいように、少し長めの1~1.5cm程度を接着しましょう。
クラウンを筒の形に接着します

先ほどゴム紐を付けた面が裏側になります。クラウンの裏面を下にして置き、左端ののりしろ部分へグルーを付け、フェルトを半分に折りたたんで、右側ののりしろとピッタリと重ねましょう。
形を整える

のりしろのグルーが乾いたら、裏表をひっくり返し、クラウンの形を整えます。これで土台の完成です。
飾り付けをしよう

お好みの飾りを、グルーガンで貼り付けていきましょう。少し派手なくらいでも大丈夫。飾りはゴムの部分まで付けると、横顔も華やかになりますよ。
まとめ

簡単な作業で、可愛いオリジナルのクラウンが出来上がりました。フェルトの色や飾りを変えると、全く違う表情のクラウンができます。世界で一つのベビークラウンで、想い出に残るステキな写真を残してくださいね。