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【野菜の切り方5】千切りは、野菜の形に合わせたカットで美味しさキープ
2017年 4月 27日 07:30
生野菜の切り方の基本「千切り」が苦手な方もいるのではないでしょうか。今回は、野菜の形に合わせた千切りのコツをご紹介します。「千切り」は「繊切り」と書くこともあり、食材を細長く切ること、切った物のことを言います。細く切ることで食べやすくなり、生のまま使うサラダや和え物などに多く使います。料理に合わせた切り方で、料理を見栄え良く、美味しくしましょう。
キュウリの千切り
【野菜の切り方3】で紹介した、キュウリの斜め薄切りを少しずらして並べ、端から厚さと同じくらいの幅で細く切っていきましょう。少しずらして並べることで最後まで包丁を止めることなく切り続けることができます。キュウリやゴボウなど細い野菜の千切りは、斜めの薄切りから作ると、立てたり寝かせたりせず最短の手順で、たくさんの千切りができます。
この切り方を使う例:キュウリ、ゴボウ、ニンジンなど
ダイコンの千切り1
ダイコンを4cmほどの長さに切り、皮を剥きます。転がらないように立てて、端から1~2mmの厚さにスライスします。
ダイコンの千切り2
薄切りしたものを1度そろえ、繊維が縦になるようにまな板の上へ置いて、横にずらします。厚さと同じ1~2mmくらいの幅で端から細く切っていきましょう。繊維と同じ方向で切るとシャキッとした食感になります。まな板へ置くときに、繊維を横方向にして切ると繊維が断ち切られるため、食感が柔らかくなります。
この切り方を使う例:ダイコン、ニンジン、長芋など
キャベツの千切り1
キャベツの葉を剥がしたら、幅10cm程度の大きさに切り、脈が横になるように重ねて、手前から巻いて丸めます。
キャベツの千切り2
丸めたキャベツを、端から1~2mmの幅で細く切っていきましょう。キャベツの葉脈を切ることが繊維を断ち切ることになるので、生で食べやすい、食感の柔らかい仕上りになります。