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手芸や工作に!初心者も気軽に使える「100均グルーガン」を使ってみた

接着、穴埋め、装飾などで活躍してくれる「グルーガン」。今回は、100円ショップで気軽に買える「グルーガン」を実際に使った使用感をご紹介します。気になっていたけれど、どう使えばいい分わからず、手に入れる機会を逃していた方は、ぜひ参考にしてみて下さい。1度手に入れれば、お手軽価格ではありますが、ちょっとしたリペアや、手芸、クラフト、DIYなどに活躍してくれますよ。

 

グルーガンとは?

グルーガンとは、「グルースティック」というスティック状の樹脂接着剤を100℃前後の熱で溶かしながら、少しずつ絞り出してくれる器具のこと。熱で溶けたグルーは冷めるとしっかりと固まるので、手芸や工作の接着、壁や家具などちょっとした穴埋め、装飾などに使える便利な道具なのです。工業用のしっかりしたものは、ネットや工具店で販売されていて、価格もピンからキリまで。今回ご紹介するのは、家庭でのちょっとした作業に活躍してくれる100円ショップのグルーガンです。写真は、ダイソーで200円(税別)で購入しました。

 

ハンドメイドを手軽にする速乾性が特徴の接着剤「グルースティック」

グルースティックは、グルーガンに差し込んで使うスティック状のグルー(樹脂接着剤)です。グルーの色は、透明と乳白色のほか、色付きもあります。100均で販売されているグルースティックの太さは、100均チェーンごとに異なり、主に7mm、7.5mm。チェーンごとに販売しているグルーガンに合わせた太さが販売されていて、ダイソーは7.5mmでした。太さと溶解温度が合わないと使えないこともありますので、購入は手持ちのグルーガンで使えるかを確認してからにしましょう。グルースティックの最大の特徴は、ボンドや強力接着剤に比べ、乾く時間が短時間であること。30秒ほどあれば固まります。

 

グルーガンの使い方1

それでは、グルーガンの使い方をご紹介しましょう。100均で販売されているグルーガンには電源スイッチがなく、コンセントへ差し込むと電源が入り本体の温度が上昇するようになっています。まずは電源を入れる前に、グルースティックをグルーガンの後方の穴から入れて、止まるところまで差し込みます。

 

グルーガンの使い方2

電源プラグをコンセントへ差し込むと、本体が温まり、5分くらいでグルーが溶け始めます。グルーガンの先に足が付いていますので、立て掛けて待ちましょう。

 

グルーガンの使い方3

ノズルの金属部分に少し溶けたグルーが顔を出せば、準備完了です。作業をするときは、下に紙を敷いておくと、流れ出すグルーで作業台を汚さずに済みますよ。

 

グルーガンの使い方4

グルーガンの握り部分に付いている赤いトリガーをピストルのように人差し指で引くと、溶けたジェル状のグルーが出てきます。まずは、試しにグルーを紙の上に絞り出してみましょう。そのままにしておくと、30秒程で固まります。グルーの塗り終わりのところでグルーガンを引っ張ると、溶けたグルーが引きやすいので、最後はグルーガンのノズルを終わりの部分に押し当て、ノズルの縁でグルーを切るように終わらせましょう。

 

接着しやすいものは、表面に凹凸がある素材

100均のグルーガンは、家庭用なので溶解温度が業務用よりも低く設定されていて、グルーの接着強度も弱めです。それもあって木材、紙、布など、どちらかというと表面に凹凸のある素材の接着に力を発揮してくれます。一方、苦手なのは表面がツルツルしている陶器や金属など。同じ素材でも凹凸の有無で接着できるかが異なってきます。写真は、ヘアピンにフェルトのボンボンを付けたところです。こういった、異素材の接着で、グルーガンは活躍してくれます。

 

得意:木材、紙、布、皮革、プラスチック
不得意:金属、磁石、ガラス、陶器

 

試してみた1:木製の椅子に木製クリップを付けてみた

試しに、木製の椅子に木製のクリップを付けてみました。クリップ部分を持って椅子を持ち上げても、外れません。十分な強度があることが分りました。

 

試してみた2:金属×金属ははがれて失敗

次に試したのは、接着面がツルツルしている金属同士。アルミ缶に、亜鉛合金のフックを付けてみました。少し時間を置いて引っ張ってみたところ簡単に取れてしまいました。

 

手軽だからこそ、やけどに注意!延長コードがあると便利

100円ショップのグルーガンは、業務用よりも溶解温度が低いので、子どもでも手軽に使えますが、金属のノズル部分や絞り出した直後のグルーは熱くなるので、取り扱いには注意が必要です。やけどの恐れがあるので、子どもが使うときは、必ず大人が見守りましょう。また本体が軽すぎて、安定感がないので、転倒にも注意しましょう。そしてコードの長さが1mと短めなので、延長コードを用意すると作業がしやすくなります。火傷に注意が必要なグルーガンですが、ボンドや、強力接着剤に比べ、嫌な臭いが少ないので、臭いが苦手な子どもには利用しやすいツールですよ。

 

グルーガンで作れるもの

qufourでは、これまでグルーガンを使った手作りアイデアをご紹介してきました。素敵な作品が簡単にできるので、参考にしてみてくださいね。

 

yuppon

毎日2人の男子と戦ってます!一人の自由時間が増えて好きなことに取り組めるようになりました。よりよい記事を目指して日々がんばります!