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生活雑貨を北欧風にアレンジ!布用絵の具で「トートバック」にお絵かき

北欧風の図案集を使って、手持ちの布製小物をデコレーションする手作りシリーズ。第2回は、発色のいい布用絵の具と筆で描くトートバック作りをご紹介します。前回ご紹介した布用染料ペンよりも、しっかり着色できるので、鮮やかに仕上げられます。今回は、キナリの素朴なトートバッグに黒、青、白の3色で描いてみました。

 

用意するもの

  • 布用絵の具
  • トレースペン
  • チャコペーパー(または転写ペーパー)
  • マスキングテープ(またはセロテープ)
  • 図案(「本書北欧風のかわいい布と暮らしの雑貨」より)
  • 無地トートバッグ

今回は、布用絵の具として「セタカラー(ペベオ・ジャポン)」を、筆は水彩絵の具の筆を使用しました。トレースペンがなければボールペンで代用できます。チャコペーパー、トートバックなどは手芸用品店だけでなく100円ショップでも購入できます。

 

北欧風の図柄がたくさんつまったハンドメイドレシピ本を活用

今回使用した図案も前回と同じく、「北欧風」をテーマに、大人っぽいナチュラルな植物柄やノルディックな幾何学模様など、かわいい図案が収録された本 「北欧風のかわいい布と暮らしの雑貨」(インプレス)です。

作り方1:図案をコピーする

図案を好みの倍率でコピーします。今回は等倍でコピーしました。

 

作り方2:布に下絵を写す

図案をトートバッグの上へ置き、マスキングテープで固定します。図案とバッグの間にチャコペーパーを挟み、トレースペンで図案の線をなぞって、布に転写します。袋の中へ、下敷きなどを挟むと描きやすくなります。

 

作り方3:下絵の確認

チャコペーパーによっては、バッグに描いた線が薄い場合もあるので、図案をめくって確認しましょう。薄い場合は再度なぞるか、チャコペンで描き足します。

作り方4:下絵を元に、筆で着色

トートバッグへ描いた下絵を元に、布用絵の具で着色していきます。バッグ裏面への色移りを防ぐために、バッグの中へ紙を入れてから描きましょう。色が薄かったりかすれたりする場合は、絵の具の量を調節して二度塗りをします。

作り方6:アイロンを掛けて定着させる

描いた絵が乾いたら、着色を定着させるために、当て布をして5分間ドライアイロンを掛けましょう。絵の具の種類によってはアイロンが不要な物もありますが、アイロン掛けをすることで生乾きを防ぎ、絵の具が布へ定着するので、色落ちが少なくなります。

 

作り方7:水洗いしてにじみをチェック

最初に洗濯するときは、ほかの物とは別にしてから水を掛けて、にじまないか確認してから洗いましょう。

 

水彩絵の具の筆が柔らかすぎるときは?筆の使い方

布用絵の具専用の筆は、コシがあってスラスラ描けるのですが、1本1,000円弱からと、少しお高いので、今回はリーズナブルな水彩絵の具の筆を使用しました。毛がフニャリとするようであれば、筆を水のりで固めて乾かしてから使ってもいいでしょう。また、筆に付ける絵の具の量が少ないとかすれる場合があるので、少し多めに絵の具を取って描いくのがコツです。筆は、細筆、太筆、平筆の3種類があると便利です。筆に慣れると思い通りのデザインが描けるようになりますよ。

 

 

まとめ

今回は、書籍でおすすめされていた布専用水彩アクリル絵の具「セタカラー(ペベオ・ジャポン)」を使用しました。絵の具が乾燥したあとに布のごわつきが少なく、布の風合いを損なわずに仕上がります。また瓶入りなので、パレットなしで描けて便利でした。

 

 

yuppon

毎日2人の男子と戦ってます!一人の自由時間が増えて好きなことに取り組めるようになりました。よりよい記事を目指して日々がんばります!