暮らし
生活雑貨を北欧風にアレンジ!布用絵の具で「トートバック」にお絵かき
2016年 9月 7日 14:30
北欧風の図案集を使って、手持ちの布製小物をデコレーションする手作りシリーズ。第2回は、発色のいい布用絵の具と筆で描くトートバック作りをご紹介します。前回ご紹介した布用染料ペンよりも、しっかり着色できるので、鮮やかに仕上げられます。今回は、キナリの素朴なトートバッグに黒、青、白の3色で描いてみました。
用意するもの
- 布用絵の具
- 筆
- トレースペン
- チャコペーパー(または転写ペーパー)
- マスキングテープ(またはセロテープ)
- 図案(「本書北欧風のかわいい布と暮らしの雑貨」より)
- 無地トートバッグ
今回は、布用絵の具として「セタカラー(ペベオ・ジャポン)」を、筆は水彩絵の具の筆を使用しました。トレースペンがなければボールペンで代用できます。チャコペーパー、トートバックなどは手芸用品店だけでなく100円ショップでも購入できます。
北欧風の図柄がたくさんつまったハンドメイドレシピ本を活用
今回使用した図案も前回と同じく、「北欧風」をテーマに、大人っぽいナチュラルな植物柄やノルディックな幾何学模様など、かわいい図案が収録された本 「北欧風のかわいい布と暮らしの雑貨」(インプレス)です。
作り方1:図案をコピーする
図案を好みの倍率でコピーします。今回は等倍でコピーしました。
作り方2:布に下絵を写す
図案をトートバッグの上へ置き、マスキングテープで固定します。図案とバッグの間にチャコペーパーを挟み、トレースペンで図案の線をなぞって、布に転写します。袋の中へ、下敷きなどを挟むと描きやすくなります。
作り方3:下絵の確認
チャコペーパーによっては、バッグに描いた線が薄い場合もあるので、図案をめくって確認しましょう。薄い場合は再度なぞるか、チャコペンで描き足します。
作り方4:下絵を元に、筆で着色
トートバッグへ描いた下絵を元に、布用絵の具で着色していきます。バッグ裏面への色移りを防ぐために、バッグの中へ紙を入れてから描きましょう。色が薄かったりかすれたりする場合は、絵の具の量を調節して二度塗りをします。
作り方6:アイロンを掛けて定着させる
描いた絵が乾いたら、着色を定着させるために、当て布をして5分間ドライアイロンを掛けましょう。絵の具の種類によってはアイロンが不要な物もありますが、アイロン掛けをすることで生乾きを防ぎ、絵の具が布へ定着するので、色落ちが少なくなります。
作り方7:水洗いしてにじみをチェック
最初に洗濯するときは、ほかの物とは別にしてから水を掛けて、にじまないか確認してから洗いましょう。
水彩絵の具の筆が柔らかすぎるときは?筆の使い方
布用絵の具専用の筆は、コシがあってスラスラ描けるのですが、1本1,000円弱からと、少しお高いので、今回はリーズナブルな水彩絵の具の筆を使用しました。毛がフニャリとするようであれば、筆を水のりで固めて乾かしてから使ってもいいでしょう。また、筆に付ける絵の具の量が少ないとかすれる場合があるので、少し多めに絵の具を取って描いくのがコツです。筆は、細筆、太筆、平筆の3種類があると便利です。筆に慣れると思い通りのデザインが描けるようになりますよ。
まとめ
今回は、書籍でおすすめされていた布専用水彩アクリル絵の具「セタカラー(ペベオ・ジャポン)」を使用しました。絵の具が乾燥したあとに布のごわつきが少なく、布の風合いを損なわずに仕上がります。また瓶入りなので、パレットなしで描けて便利でした。