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お気に入りの古い服リメイク、柄を活かした簡単「ビーズ刺繍ブローチ」
2016年 8月 8日 12:40
お気に入りの可愛い柄のハンカチや洋服は、シミが付いたりヨレてきたりしても、捨ててしまうのはなんだか寂しい。そんなときにおすすめなのが「ビーズ刺繍ブローチ」へのリメイクです。今回は、布地の柄を活かすことで、初めてでも失敗の少ないブローチの作り方をご紹介します。
材料をそろえよう
クローゼットに眠っている可愛い柄の洋服やハンカチを探します。シミが付いていてもブローチは小さいので、布地の綺麗なところだけで作れるので大丈夫です。私はガーゼ素材の和柄ハンカチを使うことにしました。肌触りが良いので特に夏に愛用していましたが、だいぶヨレてしまっているので軽くアイロンをかけます。そのほかの材料は、以下のとおりです。
- ビーズ(柄と同系色が失敗がないです。ゴールドやシルバーも使いやすくおすすめ)
- 細い針(細い縫い針やビーズ刺繍用針など)
- 太めの針(縁取りの刺繍用)
- ミシン糸(布の地色に近いもの)
- 刺繍糸
- フェルト布
- 刺繍の枠(なくても問題ありません)
ビーズを縫い付けよう
細い針とミシン糸で、布地の柄にそってビーズを縫い付けます。本来のビーズ刺繍では1つ1つビーズを縫い付けるようですが、私は3個くらいまとめて縫い付けてしまっています。あとでに糸が切れてしまっても、ビーズが取れてしまわないように、こまめに玉留めをしつつ縫い進んでいきます。
ところどころでビーズの色や大きさを変えていくと、出来上がりがさらに面白くなります。ここは形にとらわれず、好きなように縫い付けましょう!
刺繍糸で縁取りをしよう
ビーズが付け終わったら、出来上がったブローチがしっかりするように芯になるフェルトを縫い止めていきます。裏にフェルトを当てて、表(モチーフの布地)と裏(フェルト)を一緒に縫います。モチーフの周りを縁取るように刺繍糸で縫っていきましょう。普通の波縫いやチェーンステッチなど簡単な縫い方でOKです。
ここで使う刺繍糸の色でだいぶ雰囲気が変わってきますので、何色か用意しモチーフと見比べてみて、「これだ!」という色を選んでください。私はモチーフが大きくて目立つ赤なので、縁取りの刺繍糸は地色と近いベージュにしました。
裏側を仕上げたら出来上がり!
周囲を縫ったら、モチーフから3cmほど外側で表の布地と裏のフェルトを一緒に切り取ります。次に裏のフェルトだけ、縁取りから2~3mmくらいを残して周りを切り取ります。そして表の布地を裏に折り返し、フェルトに縫い付けます。このとき、縫い目が表に出ないように気を付けてくださいね。
表から見て綺麗にできていたら、同じ形に切ったフェルトを、さらに裏側へ縫い付け、表地の裁ち切り部分を隠します。フェルトにブローチの金具を取り付けたら、オリジナルのビーズ刺繍ブローチの出来上がり!
まとめ
私はかなりのおおざっぱな性格なので、繊細で緻密な刺繍は無理……と思っていましたが、この方法だと布地の柄の上にビーズを縫い付けていくだけなので、とても簡単でした。しかも愛用していた、お気に入りの模様を使うので、自分好みで素敵なものが出来上がります。
春夏はシンプルなシャツや帽子のワンポイントに、秋冬はストール留めにと大活躍するブローチですので、ぜひ作ってみてくださいね!